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「プルーム・テック」東京上陸で「加熱式たばこ」争い激化! JTの現状とこれからは?

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カフェ店内はプルーム・テック喫煙は可、紙巻たばこは不可。なおiQOS、gloも喫煙不可とのこと

 ご存じのとおり加熱式たばこはたばこ葉を燃焼しない。そのため燃やす時に発生してしまう臭いもほとんど発生しない。喫煙者側も煙ではなく蒸気を吸うため「雑味が少ない」と歓迎する向きも少なくなく、周囲の人々も不快になる確率が下がるというわけだ。

 あくまでも「社の運用」だが、JT本社内では紙巻たばこは喫煙室でしか吸えないが、プルーム・テックは自席での使用が認められているという。飲食店やタクシー、レンタカーなどの業界でも「紙巻きたばこは禁煙だが、加熱式たばこならOK」という方針を採用するところが散見されるようになってきた。

 実はJTは13年にも、プルーム・テックの前身のひとつとなる「プルーム」を発売しており、プルーム・テックはその知見が活かされている。Ploom Shop 銀座店の浅香充俊・ストアマネージャーが言う。

「改良を重ねて、やっと愛煙家の方々に満足してもらえる商品になったと自負しています。操作は簡単で、持運びも楽。1度充電してもらえば、紙巻たばこに換算して約30本分にあたるたばこカプセルを5個連続して吸うことができます。また吸引時のみ電源が入る為、吸ったり中断したりが自在です。紙巻きたばこ2本分を連続して吸うこともできますし、1本の半分で止めることもできます。『自分の好きなタイミングで吸うことができてうれしい』と喜んでおられるお客様もいらっしゃいました。また他社製品の中には燃焼の匂いを感じるものもあるのですが、『プルーム・テックは感じられないね』と驚く方も少なくないですね」

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Ploom Shop 銀座店の浅香充俊・ストアマネージャー
 ストアの盛況は、予想を大幅に上回ったという。

「1階でお試しと販売、2階でカフェを営業していますが、驚いたのはすでにプルーム・テックを所持しておられるお客様が多いのだと再認識させられました。もちろん、お試しに来られる方も多く、その人数は1日平均で100人を超えます」

 プルーム・テックの特徴を、クリーン(clean)、クリア(clear)、コンビニエント(convenient)の頭文字を取って「3C」と表現する動きもあるのだという。これだけの話題性を持ち、ユーザーからは好評を博しながら、iQOSの後塵を拝しているという現状には、JTも忸怩たる思いがあるようだ。

「中途半端な商品を販売するわけにはいかないと、本体設計に相当こだわったため、発売時期が遅れてしまいました。また従来の工場では製造できませんので、新規のラインを整備するのにも時間がかかりました」(前出の広報部)

 反省の弁を述べながらも、もちろんJTは巻返しを図っている。生産増に舵を切り、「2018年の上半期に全国展開をスタート」できるよう準備中だ。

 一方で、「glo」も宮城県仙台市に続いて、7月3日より大阪府大阪市で「gloストア梅田店」、そして21日には東京都港区青山に「gloストア青山店」をオープン。過熱式たばこの競争がいよいよ過熱してきそうな気配だ。

 メーカー側の負担は大変だろうが、競争が激化すればするほど、消費者が恩恵を被るのは経済学の基本だ。ここのところ、愛煙家の肩身は狭くなる一方であったが、周囲の不快感を軽減させる加熱式たばこが社会に定着することで、適度な“狭すぎる肩身の失地回復”が行われる……かもしれない。
(文=編集部)

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