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一部のビタミンC入りドリンクは人体に危険!結石や発がん性物質含有の恐れ

文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事
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発がん物質が生成される

 もうひとつ、私たちが注意しなければならないのは、L-アスコルビン酸と安息香酸ナトリウムという物質が混じると、発がん物質であるベンゼンがつくられてしまうことです。これは、「微量だから大丈夫」などとはいえません。ベンゼンは東京・築地市場の豊洲移転問題でさかんに報じられて有名になった危険物質ですが、私たちのもっと身近なところにも危険があるのです。

 清涼飲料水の裏に記されている成分表を見ると、ビタミンC(L-アスコルビン酸)+安息香酸ナトリウムという組み合わせは、とてもありふれたものです。そしてこのコンビが生み出すベンゼンは、非常に危険です。

 夏場、大汗をかいた子供たちは、大きなペットボトルの清涼飲料水をグビグビと飲んでいます。大人でも、街中の自販機で買った清涼飲料水を飲むことがあるでしょう。ぜひ、清涼飲料水を飲む前に成分表を確認してください。

 他方、メディアには、スポンサーへの配慮の前に、消費者に対して正しい情報を提供するという、本来あるべき姿勢を優先することを期待します。

「ベンゼンが生じるとしても微量だから大丈夫」と勝手に判断するのではなく、大丈夫かどうかを消費者が判断できるようにすべきです。事実を知ったうえで、ビタミンC+安息香酸ナトリウム入りの清涼飲料水を、「もう飲まない」と判断する人がいても、「その程度は大丈夫」と判断して飲み続ける人がいても、選択は自由です。しかし、選択するための情報を与えないのは、公正さを欠いています。

 同時に私たち消費者は、「テレビで宣伝しているから大丈夫」などと安易に考えることはやめましょう。

 この原稿を書いていて、興奮して汗ばんできました。自分でつくった冷たい麦茶を飲んで、少し頭と体を冷やすことにいたします。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

●南清貴(みなみ・きよたか)
フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気づき、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年、渋谷区代々木上原にオーガニックレストランの草分け「キヨズキッチン」を開業。2005年より「ナチュラルエイジング」というキーワードを打ち立て、全国のレストラン、カフェ、デリカテッセンなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発、講演活動などに力を注ぐ。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。親しみある人柄に、著名人やモデル、医師、経営者などのファンも多い。

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