あえて視聴者の予想を裏切ってくるのがヒットメーカー・遊川和彦脚本だとも思うが、正直言って今回のラストについては、視聴者に悪い意味でインパクトを与えるためだけに作り出されたような、取って付けたような感じが否めない。ただ、公式サイトに掲載された次回のあらすじによると、正高の「反乱」は案外続くようだし、家庭内に加えて親戚の間でも問題が続出するようだ。そうなると、おそらく次回以降は「カホコの成長ストーリー」と、家庭内や親戚たちを対象とした「カホコの世直しストーリー」が同時進行的に描かれるのだろう。

 一つ気になるのは、親戚たちの抱える複数の問題については今回もその片鱗が描かれたが、そのために少し話が散らかったように感じられたこと。「1話の中でひとつ問題が発生して、ひとつ解決する」という分かりやすい形を取らないことが、吉と出るのか凶と出るのか。次回の展開にも注目したいところだ。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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