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節約モードの東京五輪、「東京五輪音頭―2020―」は御年80歳の加山雄三で大丈夫? 

文=編集部

 2020年に開催される東京オリンピックを盛り上げるため、前回1964年の東京五輪のテーマソング「東京五輪音頭」をリメークした「東京五輪音頭―2020―」。このお披露目会が7月24日に開かれ、元首相で東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長、丸川珠代オリンピック・パラリンピック担当大臣(当時)らが出席したが、盛り上がりに欠けるイベントとなってしまったという。

「リニューアルされた楽曲や、それに合わせた踊り、法被や浴衣などが披露されたのですが、森会長が『東京五輪音頭―2020―』関連のアイデアは丸川大臣発だったと明かしつつ、『カネかかるじゃん。だから来年の2018年、19年でいいんじゃないのと言ったんです。そうしたら盆踊りはそれまでに2回しかない。今回入れたら3回だから(今年もやらねば)」と言われて』と冗談交じりにコメント。

 森会長はさらに続けて『節約したから僕ら浴衣がない』と、他ゲストがおそろいの浴衣を着ていたのに森会長らが浴衣を着ていなかったことを指して軽口を叩き出し、同席していたゲストのテリー伊藤が『そんなことないでしょう!』と慌ててフォローする一幕があったんです。ただでさえ、当初の計画以上に予算が膨れ上がりそうで、各地でピリピリしている東京五輪。さすがは失言癖のある森会長らしい発言だと、記者たちは苦笑いでした」(ワイドショー関係者)

 その森会長が触れた“節約”は、イベントの進行にも色濃く出ていたのだとか。

「一部スポーツ紙で『東京五輪音頭―2020―』を歌うのが、加山雄三、石川さゆり、竹原ピストルの3人であることが先んじて報道されてしまったんです。司会の古舘伊知郎が、それを当てこするようなコメントを何度も口にしたため、記者席からは失笑が起きてました。

 また、3人のなかで当日会場にやってきたのは石川のみ。しかも、石川が生歌を披露するのかと思いきや、音源を流すだけで一節も歌うことはなく、とんだ肩透かしでした。これには、『歌わせるとギャラが高くつくから“節約”したんだろ』と、ボヤく記者やスタッフも多かったです」(前出のワイドショー関係者)

 また、加山はVTRでメッセージを寄せていたが、会場に呼ばれなかったことに、ある“不安”を感じる記者たちもいたようだ。

「今年で80歳を迎えた加山。さすがに年齢よりも若々しく元気ですが、別イベントに出演した際などには、司会や記者とのやりとりでずれた対応を見せることも多く、東京五輪も暑い時期に開催ですから、どうしても健康面に不安がつきまといます。それだけに、この会場で元気な姿を見せることに期待していたのですが……。単純にスケジュールの問題なのかもしれませんが、改めて20年には83歳となる加山を起用して大丈夫なのかと、個人的には不安を覚えました」(前出のワイドショー関係者)

 なお、8月3日に陣容が発表された安倍内閣の内閣改造の結果、丸川議員は五輪担当相から外れてしまった。尽力した『東京五輪音頭―2020―』の結果を見ることなく早々と去ったが、この曲は世間に浸透できるのだろうか?
(文=編集部)

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