
8月3日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によって50代の開業医との“W不倫&手つなぎ写真”が報じられた女優の斉藤由貴。同誌発売日夜、斉藤は釈明会見を開き、相手の男性は「家族みんながお世話になっている主治医」で、「一線を超えたのか」との質問に対しては「そういうことじゃない」と否定した。
「今回の報道をきっかけに尾崎豊、川崎麻世らとの過去の不倫騒動が蒸し返されていますが、業界内では斉藤の“不倫体質”で有名でしたし、これまでほかにもいろいろと噂は絶えなかったので、業界関係者の間では『またか』といった感じで、特に驚くような声は聞かれません。ただ、斉藤は本人や夫、両親ともに熱心なモルモン教徒で知られています。本人としては離婚してもいいと考えているようですが、夫婦間以外の性行為が禁止されているともいわれるモルモン教徒にとって、不倫行為は大きな罪。離婚すれば夫の親族のみならず、自身の親を含めた親族全員を敵に回すだけでなく、子どもたちにも会えなくなる可能性もある。さすがに親族との縁を切ってまで離婚すべきかどうか、本人も躊躇しているようですよ」(芸能事務所関係者)
斉藤が現在の夫と結婚したのは1994年。共にモルモン教を信仰していたことがきっかけで結ばれたという。「旦那さんのほうはモルモン教会の幹部としても知られており、指導者的立場でお説教などもされている方」(同)との話もあり、離婚は容易ではないようだ。
「結局、釈明会見では不倫を認めなかったので“逃げ勝ち”との見方もありますが、報道を見る限り誰が見ても真っ黒です。テレビ局としては今決まっている仕事から下ろすようなことはしないでしょうが、今後、新規の仕事は難しいでしょう」(テレビ局関係者)
事実上芸能界を干された
2015年にデビュー30周年を迎え、50歳を目前に“再ブレイク”したともてはやされていた斉藤は現在、連続テレビドラマ『カンナさーん!』(TBS系)で渡辺直美演じる主人公の姑役を演じるほか、来年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』への出演が控えている。ほかにも、ベネチア国際映画祭へ出品が決まった話題作で、福山雅治主演の映画『三度目の殺人』(9月9日公開)にも出演するなど、順調な仕事ぶりだった。
「斉藤さんは女優としては業界内での評価も高く、ほかの女優たちが嫌がるような老女役なども引き受けてくれる、貴重な存在でした。しかし、昨年のベッキーさんの“ゲス不倫”報道以降、不倫をしたタレントを出演させると、その番組のスポンサー企業にクレームが殺到するという流れができあがってしまいました。局側とすれば、これをやられるとたまったものではなく、そんなタレントを起用するわけにはいきません。今、不倫はタレントにとって自ら芸能活動の道を断つ行為に等しいといえます。早くも各局一斉に斉藤の起用を自粛する動きをみせており、来年以降は事実上芸能界を干された状態に陥るのは確実でしょう」(同)
同世代の女優たちのなかでもその演技力は確かなだけに、今後起用できなくなることを残念がる関係者も少なくないという。貼られたレッテルを再び剥がすことは難しそうだ。
(文=編集部)