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ノアの大洪水前の人類、寿命1000年だった可能性

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 長寿動物を考えてみると、わかりやすいかもしれない。たとえば、カメは厚く丈夫な甲羅というフィルターを持ち、有害な放射線から守られ、土の中に潜って体温変化を最小限に止めることができる。また、ミル貝、ハマグリ、ウニなどは数百年生きられるが、やはり、殻を持ち、温度差の少ない海中で暮らす。同様にして、深海で暮らす生物や洞窟等の暗闇で暮らす生物にも長寿の傾向がみられる。

 だが、人間は厚い甲羅を持つこともなく、地中や水中で暮らすことはない。聖書によると、大洪水以前の登場人物アダムは930歳、セツは912歳、エノスは905歳、カイナンは910歳、マハラレルは895歳、ヤレドは962歳、エノクは神にとられたので365歳、メトセラは969歳、レメクは777歳、そしてノアは950歳まで生きた。だが、その後、セムは602歳、アルパクサデは438歳、シラは433歳、エベルは464歳、ペレグは239歳、アブラハムは175歳、ヤコブは147歳というように急速に寿命が短くなっている。

 つまり、大洪水の際、厚い水蒸気層を失ってしまったがために、我々の寿命は10分の1以下に短縮されてしまった可能性がある。

高濃度酸素と高大気圧がもたらす力

 大洪水以前、大気の組成も今日とは異なっていたと思われる。

 1987年10月29日付「NewYorkTimes」誌および2000年3月11日付「New Scientist Magazine」誌によると、アメリカ地質調査所の地質学者ゲリー・ランディスとイェール大学の地質学者ロバート・バーナーは、3億年前という遠い過去のことであるが、琥珀中に気泡として閉じ込められていた太古の空気を分析したところ、現在の21%という濃度に反して、32%(「New Scientist Magazine」誌では35%)もの酸素が含まれていたことを確認している。その後も同様の調査が行われ、かつては酸素が30%程度は存在したことがわかっている。そして、ノアの時代においても酸素濃度は現在よりもかなり高かったと考えられている。

 大気圧も今日に至るまで大きく変化してきた。地球の創生期には300気圧以上あったといわれるが、気温の低下、地殻変動、生物の誕生等によって次第に低下していき、恐竜の生息した時代には3~5気圧程度あったとされる。

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