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国家による皇族への人権侵害の恐れ…眞子さまご婚約、皇族存続問題に潜む危険さ

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重大な問題

 公務の担い手という問題のほかに、皇族の存続問題には「皇位の継承という問題がある。振り返りたいのは江戸時代の四親王家制度だ。江戸時代には、皇位継承のリスクヘッジ機能があった。天皇家本家のほかに「四親王家(伏見宮、桂宮、有栖川宮、閑院宮)」と呼ばれた4つの宮家に皇位継承権が付与され、常に本家と合わせて5人の皇位継承候補者が揃っていた。本家に継承者が不在の場合、四親王家から天皇が選定されていたのだ。

「やはり江戸時代のように皇位継承者は各世代で4~5人必要でしょう」(同)

 そして山下氏は、現下の女性宮家創設論に、皇室の存続とは別の重大な問題、皇族に対する人権問題が潜んでいると指摘する。

「内親王や女王に対して、女性宮家が創設されれば将来は天皇になるかもしれないし、創設されなければ結婚して皇籍を離脱して民間人になるかもしれない、という不安定な状態に置き続けています。これでは将来の夢を抱くこともできなくなります。今上陛下と皇太子殿下はお生まれになった時から将来は天皇の地位に就くことを前提に教育を受けておられますが、皇太子同妃両殿下の長女、愛子内親王殿下はそうではありません。

 この議論を行なうのは政府、国会であり、皇族は政治的な発言ができないので、意見を述べられません。しかし、この仕組みのなかで、親は子供をどうやって育てればよいのでしょうか。この問題は、国家による皇族に対する人権侵害といっても過言ではありません」

 政府や有識者会議には、こうした問題も議論の俎上にのせてほしい。
(文=編集部)

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