NEW

東京ガールズコレクション、栄光と過去の黒いスキャンダルの歴史

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 矢吹氏は、プロレス団体の「WRESTLE-1」や「K-1 GYM 総本部」を運営するGENスポーツエンターテインメントに携わる一方、老舗の大手PR会社・共同ピーアールの大株主になるなど、各方面に名前が登場する人物だという。

 そのため、12年8月には、矢吹氏の出自に関連して「週刊文春」(文藝春秋)に「告発スクープ! 『東京ガールズコレクション』は朝鮮総連系企業にのっとられた!」と報じられたこともある。週刊誌記者のB氏によれば、この頃から、さまざまなスキャンダルに関連してTGCの名前がたびたび取り沙汰されるようになったという。

「12年に起きた芸能プロダクション・イエローキャブ社長の帯刀(おびなた)孝則氏の自殺は、同事務所に小池栄子や佐藤江梨子といった人気タレントが所属していたこともあり、芸能界に衝撃を与えましたが、この件にもTGCの名前が登場しています。

 自殺の原因のひとつに多額の負債があったといわれているのですが、帯刀氏は資金繰りのためにTGCの映画化権を持っているプロデューサーと共同で事業を行おうとしていたようなのです」(B氏)

 さらに、14年には、男性向けファッション誌「LEON」(主婦と生活社)を創刊して“ちょいワルオヤジ”という呼称を生み出した編集者の岸田一郎氏も、TGCがらみのスキャンダルを起こしている。

 23歳のモデル志望の女性にTGCへの出演を約束し、打ち合わせの会食後、「このまま帰るとTGCには出さないよ」と肉体関係を強要したとして、やはり週刊誌の誌面を飾ったのだ。

TGC、海外展開を図るも前途多難か

 もっとも、現在は運営元も変わり、TGCから黒い噂は一掃されたように見える。前出のA氏によれば、現在のTGCは草創期からかかわっていたW TOKYO(元F1メディア)の村上範義氏を中心に運営されているという。

「村上氏は、度重なるスキャンダルがTGCのブランド力に悪影響を及ぼしていることを危惧し、彼自身が中心となって資金調達を行い、MBO(経営陣買収)によってF1メディアを買収。代表取締役社長に就任しています。

 TGCの商標権は、投資会社・ドリームインキュベータの連結子会社である日本知財ファンド1号に渡っていたのですが、DLEという企業の協力により、これも約8億円で獲得しています。DLEはショートアニメ『秘密結社 鷹の爪』や『パンパカパンツ』などを製作しているコンテンツ会社です」(A氏)

 F1メディアはW Mediaに社名を変更し、DLEと「TOKYO GIRLS COLLECTION」という子会社を設立。17年からはW MediaはTOKYO GIRLS COLLECTIONと合弁、社名をW TOKYOに変更。ようやく、TGCの商標権と運営会社が一体化した。

東京ガールズコレクション、栄光と過去の黒いスキャンダルの歴史のページです。ビジネスジャーナルは、企業・業界、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

BJ おすすめ記事