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21人に1人が体外受精児。もう誰も「試験管ベビー」とは呼ばない。

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

21人に1人が体外受精児。もう誰も「試験管ベビー」とは呼ばない。の画像1山尾しおり公式サイトより

 「卵子は老化するから、若いうちに出産しよう」と説く“「卵子の老化」キャンペーン”の影響で、「卵子凍結保存」が注目されるようになったが、凍結卵子による妊娠確率は低いため、将来の出産に備えての「保険」にはならないと前回書いた。しかし、現実に凍結卵子を用いて無事出産に至った女性も存在する。

 2016年10月に放送された「“老化”を止めたい女性たち 広がる卵子凍結の衝撃」(NHK『クローズアップ現代+』)によれば、全国で少なくとも44の医療機関が卵子凍結を行っており、合計で1005人の女性たちが卵子を採取、凍結。すでに85人が卵子を使用し、12人が出産に至っているという。

 番組には、実際に凍結卵子を使用して出産した女性が登場。その女性は看護師として多忙な毎日を送っていた39歳のときに卵子を凍結した。凍結したことで「卵子の老化をストップさせた」と感じ、気持ちが解放されたという。40歳を過ぎてから結婚し、不妊治療をしたが妊娠せず、凍結卵子を使ったところ一度で妊娠した。しかしこの女性は、凍結卵子を使ったことを夫に言い出せず、子どもが2歳になったときに初めて告白。夫は「あなたの卵子であることに変わりはない」「よくやったね」とねぎらってくれたという。

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