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『おんな城主 直虎』、大河初(?)家康の脱糞エピソードも描くコメディー路線を爆走!

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 一方、歴史ファンの間では有名な家康の「焼き味噌」エピソードがかなり具体的に描写されたことについては「大河史上初の快挙」とおもしろがる声が多かったようだ。また、頬に手を当てて眉をしかめた「しかみ像」を家康役の阿部サダヲが忠実に再現したのも、歴史ファンをクスッと笑わせてくれた。近年になって「しかみ像」は三方ヶ原の戦とは関係ないとの説が有力になっているが、ドラマ的な演出としては大いにありだったと思う。

 また、武田と和睦しようと話がまとまったのに、織田の援軍が到着してしまったことで戦わざるを得なくなり、結果ボロ負けしたという一連の流れもコントのようで笑いを誘った。当人たちにとっては命がかかっている重大な場面であり、実際に徳川方はこの戦で多くの武将を失うという悲惨な状況であるのに、安全な第3者の目から見たら喜劇でしかないのだ。民が巻き込まれて無残に命を奪われる悲惨な戦国の現実を描いたかと思えば、今回のように戦を笑いの対象として描き、何事にも様々な面があることを繰り返し描こうとする森下佳子の脚本は、あらためて独特であると感じさせられた。

 歴史がガラガラと音を立てて動き出してからは、直虎が「おんな城主」ではないというタイトル上の大きな矛盾はあるものの、政次(高橋一生)を経てからの激動の展開はドラマとして見ごたえのあるものになっていると評したい。成人した直政を演じる菅田将暉が初登場する次週の展開にも注目したい。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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