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こんなヤバいアクロバット見たことない!秘かなブーム・ダブルダッチ世界王者の日本人、圧巻の演技

取材・文=日下部貴士/A4studio
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 今年8月に開催されたダブルダッチの世界大会「DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2017」で、KO-YA、YUI、Kai、KEITAの4人からなる日本のプロチーム「REGSTYLE」が優勝し、世界チャンピオンとなった。

 あまり聞きなれないダブルダッチというスポーツだが、近年日本では徐々に競技人口が増え、マイナースポーツながら日本のダブルダッチ業界は世界から注目されているという。

 そこで今回、REGSTYLEのメンバー4人に、ダブルダッチの魅力や今後の目標について話を聞いた。

こんなヤバいアクロバット見たことない!秘かなブーム・ダブルダッチ世界王者の日本人、圧巻の演技の画像1REGSTYLEのメンバー(左からKO-YA、KEITA、Kai、YUI)

ダブルダッチの魅力

–ダブルダッチは、どのようなスポーツなのでしょうか。

Kai 縄を2本使って、2人の回し手が左右のロープを半周ずらして内側に回し、その中を跳んだり、アクロバットを決めるというスポーツです。跳ぶ速さを競う競技色の強い種目や、制限時間内にダンスをしたり、トリックを行ったりするエンターテインメント色の強い種目があり、僕たちがメインにしているのは後者のほうです。米ニューヨーク発祥のスポーツですが、実は今では海外よりも日本のほうが盛り上がってきているんですよ。

–みなさんは、なぜダブルダッチを始めたのですか。

YUI 私は高校2年生の頃に、姉が通っていた大学の学園祭でダブルダッチを見て、一目惚れしました。高校からダンスを始めて、何かダンスの要素を取り入れた新しいことに挑戦したかったので、その大学を受験して念願のダブルダッチサークルに入りました。まさかこんなに長く続けることになるとは思っていませんでした。

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Kai 僕はみんなよりスタートが早くて、高校1年生からダブルダッチを始めました。中学までは色々なスポーツをやっていたのですが、中学3年生の頃、都立目黒高校を見学に行った際にダブルダッチを知り、クリエイティブなことがしたかったので、一目見てこれをやろうと決めました。

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KEITA 俺は……なんで始めたんだろう(笑)。ずっとサッカーをやっていて、高校からフットサルに切り替えたんですが、本気でプロを目指していました。日本体育大学(以下、日体大)に入ったあとも東京のクラブでフットサルを続けていましたが、日体大に入ったからには何かほかに部活をやろうかなと考えました。そのころ、先輩にダブルダッチをやっていた人がいて、とりあえず仲間に入ったんです。初めはなんとなくでしたが、大学に入って1~2カ月後にフットサルをやめ、そこからはダブルダッチ一本です。もともとダンスやアクロバットとか、目立つのが好きだったのも理由のひとつかな。

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KO-YA 僕は友達に誘われたのがきっかけです。高校までサッカーをやっていて、日体大に入ったんですが、当時日体大のサッカー部はそこまで強くなかったので、ここでやってもな……と気が乗りませんでした。しかし、「何か本気でスポーツをしないと4年間つまらないな」と思ったときに、友達がダブルダッチ部に誘ってくれたんです。ダブルダッチに対しては、中途半端にチャラチャラしていると思っていたので、最初はすごく嫌でしたが、いざ見てみたら“本気感”が伝わってきて、「ちょっとやってみようか」と思って始めました。ただ、本気ではまったのは1年くらい後です。先輩の思いの熱さを聞いて、「ダブルダッチってかっこいいな」と思うようになりました。

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