パセラ系の特色でもあるが、フロント周辺やエレベーターなどのあらゆるところに案内や使い方を記したインストラクションカードが貼ってある。バーコード認証によってドアを解錠すると、カプセルが並ぶ宿泊エリアに到達。もっとも、端に位置するプレミアタイプのスペースは角部屋なので窓もあり、デスク&チェアもしっかりとしたつくり。まさに、ビジネスホテル並みの設備だ。

新橋の「超ハイテク」カプセルホテル、確かにハイテクなのだが実際泊まって困惑した理由の画像2
新橋の「超ハイテク」カプセルホテル、確かにハイテクなのだが実際泊まって困惑した理由の画像3
 カプセルホテルのため、完全個室ではなくカーテンで仕切られているだけというのが難点だが、予想以上に清潔で快適そうだ。
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 キャビンタイプのカプセル内には、足元に40インチの大型液晶テレビがあり、ワイヤレスヘッドホンも付属している。さらに、タブレット端末ではネットやビデオオンデマンドサービスを楽しめるようになっている。そして、肝心のIoTも、この端末で操作できるようだ。

 さっそくIoT画面を呼び出してみると、「トイレ」「バスルーム」「ラウンジ」の表示があり、それぞれ人数の目安になるアイコンが光っている。この画面を見れば、各施設の混雑具合がリアルタイムで把握できるシステムだ。

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 想像していた近未来的な雰囲気とはだいぶ違うが、確かに風呂は空いているほうが心地いい。そこで、混んでいる浴場は後回しにして、空いていそうなトイレに行ってみた。確かに誰もいない。個室に入って座ってみたが、トイレットペーパーのホルダーにも「お肌に優しい『ふわふわ』仕様です。」などとインストラクションカードが貼ってあり、パセラ特有のスキのなさを堪能することができた。

 カプセルに戻り、とりあえず浴場の人が少なくなるまで端末とにらめっこ。最初はバカにしていたが、「あ、減った」「増えた」と変化が激しく、意外と目が離せない。準備を終え、表示がゼロになった瞬間に浴場に向かったら、確かに誰もいなかった。

 ちなみに、風呂は「安心お宿」自慢の人工温泉だ。やや温水プールのようなにおいがするが、清潔で気持ちいい。ミストサウナも併設されており、水蒸気がムンムン状態の中に突入して思いきりむせてしまったが、1人だったので恥ずかしさはなかった。

 風呂上がりに最上階のラウンジに行こうと思ったが、混雑していると嫌なので一度カプセルに戻ってIoT画面をチェック。自分でも「わざわざ何をしているんだ?」と思ったが、このIoT端末の存在によって、その後も空いているところを狙って行動するようになってしまった。

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