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美貌格差で生涯収入2700万円の差?なぜデキる男はエステで脱毛?

文・取材=道明寺美清/ライター
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メンズエステ利用者の年齢層や職業は?

 保坂氏によると、メンズエステ利用者の7割以上が20~30代だが、下は10代、上は80代までいるという。

「最近は、営業職の方を中心に、『カミソリ負けやヒゲの青みが気になる』『朝のシェービングが面倒、楽にしたい』『清潔感や印象を良くしたい』といった理由で、脱毛を目的にご来店いただいています。一般的なビジネスパーソンの方が多くを占めるようになりました。清潔感を得ることで、社会の中でパフォーマンスを高め、活躍や交流をしていくための手段にするという感覚で通っていらっしゃる印象です。年代関係なく共通することですが、皆さん身嗜み意識が非常に高いと感じています。相手に好印象を与える、不快感を与えないようにする、ということが念頭にあるようです」(同)

 メンズTBCは1999年1月、東京・渋谷に 1号店をオープン以来、メンズエステが広く認知されるようにさまざまなアプローチを行ってきた。過去には、元サッカー日本代表の中田英寿やタレントの木村拓哉などをイメージキャラクターに起用し、男性が「洗練されたカッコ良さ」を追求する新たな文化を生んだといえるだろう。

 実際の利用者たちの目的や目標は、どういったものなのだろうか。

「オープン当初は、『体毛が濃く困っている』といった悩みを抱え、自分ではどうしようもないと切羽詰まった感じの方が多かったのですが、最近は悩みではなく『よりきれいにしたい』という願望を持っていらっしゃる方が多いです。脱毛に関して言うと、以前は『まったく毛が無いのは恥ずかしい』という風潮がありましたが、一昨年くらいから20代を中心に『ヒザ下をつるつるにしたい』という方や、どの年代でも「ヒゲを無くしたい」という要望が増えています。ヒゲに関する希望の1位は『全部なくしたい』で、次いで『全体的に減らしたい』『部分的になくしたい』となっています。フェイシャルは脱毛よりも気軽にいらっしゃる方が多く、男性特有の皮脂テカリを抑えたいなど、初対面で目につく顔の清潔感を出すのが目的です。ボディシェイプ(痩身)は、激しい運動は苦手という方や『気軽に、リラックスしながら理想の体型を目指したい』という要望をお持ちの方がいらしています」(同)

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