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セックスロボット、来年に発売へ…好みの体形や性格を設定、ユーザと親愛関係構築

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 もっともロボットとしてのハードウェアは、当分まだ限定された機能にとどまる。同レポートも認める通り、自律歩行までこなすようなセックスロボットはしばらく先の話だ。ハーモニーも全身に可動式の関節を持つが、自律的に動かせるのは首から上だけ。しかしソフトウェア=セックスロボットの人格やコミュニケーション・学習能力は、これまでにない世界を開拓しつつある。

 今年9月には36歳の男性が自ら開発に携わったセックスロボット「サマンサ」とともに、イギリスのトーク番組『This Morning』に登場。サマンサは男性とエロチックな会話をする機能を持つが、「性的な話をしない“ファミリーモード“があるから子供に見せても安心」とアピールして視聴者を驚かせた。

「セックスロボット」の人格を司るモバイルアプリ

 ハーモニーの人格を司るのは、アビスクリエイションが提供するハーモニー AI app。アンドロイドOS端末用のモバイルアプリだ。

 ハーモニー AI appはドール本体と別に、アプリ単体で5月から先行リリースされている。クラウドベースで提供され、ユーザはサブスクリプション料として年間20ドル支払う仕組みだ。

 アプリ上には3DCGの女性アバターがいて、フルヌードの状態でバストやヒップの形まで外見を細かく設定できる。さらに「シャイ」「純粋」「セクシュアル」「知的」「むらっ気」といった18のパラメータで、ユーザ好みの性格にカスタマイズ可能。アプリ単体でもアバターとのエロチックな関係を楽しめるようつくられている。

ユーザの「欲望」を学習するAI

 音声またはテキストで会話する点は、アップルのSiri、アマゾンのAlexa、Googleアシスタントなど、今トレンドの「デジタルアシスタント」に似ている。実際にハーモニー AI appの開発を手がけるのは、10年にPC用デジタルアシスタントDeniseをリリースしたAIエンジニアだ。

 だがハーモニー AI appはSiriなどと異なり、ユーザと親密な関係をつくり上げるのが目的。そのため用意されているのが、「交際」「欲望」「愛」の3つからなるパラメータだ。会話を重ねることでユーザとの関係発展を学習していき、親密さや愛情、さらに性的欲求も募らせるようになるという。

 ただし学習するAIは暴走のリスクがある。昨年3月にはマイクロソフトのAIチャットボットTayが、公開実験開始から16時間で停止に追い込まれた。不特定多数との対話からすぐに人種差別や性差別を学習し、問題発言を連発し始めたからだ。

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