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不動産投資の新潮流「リノベーション」成功者が語る秘訣(3)

会社員の副業で人気の不動産投資、今がチャンスの理由

構成=編集部
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不動産売買の「買いあがり」「売り止め」とは

――気になるのは、融資の申請から実際に下りるまでの時間です。待っている間に買いたかった物件が買われてしまうこともあるのではないですか?

天野 これはおおいにあり得ることで、実際みなさん苦労されています。

「この物件を買いたい」と言ってはいるけど、融資が通るかわからない人を待っている間に、「今決済するお金がある人」が現れると、売主さんはたいていそちらになびいてしまうんです。

 あとは、「買いあがり」というのですが、1億円で売りに出している物件に対して、「私は1億2000万円で買いますよ」と売主にこっそりささやいて、横からさらっていってしまう人もいますね。

――正式な決済はしていないにしても、買う約束はしているのに、そんなことになるんですか?

天野 おもしろいことに、売主としても約束を反故にはできないので、「売り止め」といって、いったん「やはり、この物件を売るのはやめます」と言うんです。それで、売買の約束をなしにした後で、「やっぱり売りに出します」といって、ほかの人に売ってしまうことがあります。

――ずるいですね。

天野 ずるいんですよ(笑)。後々ショックを受けないように、そういう世界だと思ってやったほうがいいです。

――となると、「融資が下りたはいいが、買いたかった物件が横取りされてしまった」という状況も起こり得るわけですよね。

天野 もちろんです。そうなると、欲しかった物件は買えない上に金融機関からの信用もなくなりますから、最悪のケースです。

 特に、プロパーローンの場合は融資が下りるまでに1~2カ月待たされることもありますから、どうしても横から持っていかれるリスクは大きくなります。だから、横入りしようとする人が現れたら断ってくれるような信頼関係を仲介業者や売主とつくっておくしかありません。

 付け加えると、売主がこちらのために物件をとっておいてくれているのに、こちらが融資を断られて購入資金をつくれないというケースも起こり得ます。この場合は、こちらの信用にかかわるので絶対に買わないといけません。根気強く金融機関を回って、融資してくれるところを見つけて約束を果たすということが、事業者としての信用をつくっていきます。
(構成=編集部)

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