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10月22日投開票が行われた第48回衆議院議員総選挙は、自民党が解散前と同じ294議席、公明党が5議席減らした29議席、自公あわせて3分の2議席以上を獲得するという結果となった。候補を擁立せず希望の党と合流する方針をとった民進党から離れ、新党として選挙に挑んだ立憲民主党は15議席から55議席と躍進したが、その他の野党は総じて議席数を減らしている。
10月31日には、8月に行われた内閣改造で任意された各閣僚が再任される形で第4次安倍内閣が発足する。公示前から混沌としていた政局は、野党の勢力図に変化があったのみで、結局のところ選挙前と状況はほとんど変わっていない。改めて、何のための選挙だったのだろうか、という疑問が残る。
興奮冷めやらぬ中、『週刊文春』が、選挙が終わるタイミングを狙い撃ちするかのように、二人の議員に関する記事を掲載した。ともに立憲民主党に所属する議員で、内容も女性に対する性暴力疑惑という共通点がある。