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「座間9遺体発見」白石容疑者と裏社会の接点…女性をソープランドに売り飛ばした過去も?

文=花田庚彦/ライター
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 この事件に関して筆者は、かつて別件で取材した数人のスカウトと接触し、話を聞いた。

 デリヘルに送り込まれた女性はホストクラブに多額の未払い金があり、支払いが困難になったため、風俗店に斡旋された人たちであった。

 さらに、白石容疑者によって東京の有名ソープ街である吉原に売り渡された女性も数多く存在しているという。

 この吉原の件は、なぜ表面化しないのだろうか?

 それは吉原が徹底した「ガードを敷いている」からである。

 支払いができなくなった女性を風俗店で働かせることを、俗に「風呂に沈める」という。これ自体はどのソープ街でも日常的にあることなのだが、吉原のソープに女性を沈める場合、必ず“ある組織”を仲介しなければならない。これは長年守られてきた暗黙の了解であり、吉原のルールでもある。

 白石容疑者は、このルールを守っていたために、これらの件は表沙汰にはなってはいない。つまり、白石容疑者が所属していたこの会社が、裏社会と接点を持っていたことの証明でもあるのだ。

 繁華街でスカウトや客引きをする際は、いまだに必ずそこを仕切る組織に話を付けないといけない。簡単に説明すると、彼らは「ここからここまでは客引きをしてもいい、スカウトをしてもいい」と組織から許可をもらったうえでやっているのだ。厳密には、通りごとに縄張りは決められており、これはいくら暴対法や暴排条例などの法律、条令が施行されたとはいえ、現在も守られ続けている暗黙の事実である。

風俗店に斡旋した女性の金を着服も

 実は、さらに表面化されていない事件もあるという。

「白石(容疑者)は、風俗店に斡旋した女性の金を着服するなど、とにかく評判の悪かった男。これからもっと余罪は出てくる」(歌舞伎町の事情通)

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