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高須クリニックさん、『サザエさん』スポンサーの真意は?高須院長に取材申込してみた

文=A4studio
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『5時夢』『報ステ』では高須院長の強い意志でスポンサー降板も

 また、逆に高須クリニックがスポンサーを急遽降板した番組の例もある。TOKYO MXで放送されている情報番組『5時に夢中!』だ。

 同番組には、高須氏の交際相手である漫画家・西原理恵子氏が準レギュラー出演していたが、2012年3月の生放送中に不適切な発言をしたとして同番組を“クビになった”ことが、西原氏のブログで明かされた。

 西原氏の不適切な発言とは、「装丁ジャンケン」という企画のなかで、本の表紙に描かれた牡丹の花のイラストを見ながら女性器の隠語を口にしたというもの。同番組では日頃から下ネタが飛び交うことが決して珍しくなく、それが一種のウリともいえるが、西原氏は“一発退場”となってしまった。

 この一連の流れに高須氏が立腹したようで、広告代理店に「『(支払い済みのスポンサー料は)そのままでいいから、スポンサー表示とCMは消しなさい』と厳命」したことを自身のブログに綴っていた。

 2015年9月には、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のスポンサーからも降板。同番組は、安全保障関連法案に反対する偏向報道がたびたび波紋を呼んでおり、高須氏は再びツイッターで「失望しました。来月からスポンサーやめます」と宣言した。

 ただ、当時の取材で高須氏は、メインキャスターだった古舘伊知郎氏とは30年来の親交があり、「僕は古舘君がテレ朝の中で孤立しつつあるという話を聞いていましたので、彼への応援の意味で自分から手を挙げるかたちで(2014年から)1年間スポンサーを続けました」と語っていた。

 そして同法案に賛成派である高須氏は、古舘氏との政治思想の違いに理解を示しつつも、「スポンサーがこの番組が好きじゃないからと降りるのは当たり前で、僕がしていることはどの企業でもやっていると思います」とコメント。

 つまり、高須氏がNOを突きつけたのは、あくまでも同番組の報道姿勢に対してであって、翌月からは同じテレビ朝日が制作する『ビートたけしのTVタックル』のスポンサーに就いている。さらに、同局について「わりと独立性のある会社」「報ステとは反対の意見を持った番組が出来る希望も持っています」などと擁護している。

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