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岡野あつこ「男女、夫婦、家族の問題を解決する実践テクニック」

増加する熟年離婚、絶対知っておくべき3つのメリットとデメリット

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・メリット2:「自由」を得ることができる

 長い結婚生活の間でお互いに我慢してきたことが、離婚することにより負荷がなくなることも多い。妻の場合、多くは熟年離婚をすることで夫の世話から解放されるだけでなく、それまでやりたくてもできなかったことに挑戦する自由を得ることを望む。夫の場合も、それまで妻から制限されていた自分の趣味や人間関係、時間の使い方など、離婚をきっかけに自由になることが多い。場合によっては、恋愛方面で新しい出会いがあり、自由を得られることもある。

・メリット3:わずらわしい「親や親戚」から解放される

 熟年離婚を考える世代にとって、避けては通れないのが親の介護と親戚の問題。離婚をすれば、少なくとも自分の親や親戚だけの問題をクリアすればよく、かかる負担は半減するといえる。

熟年離婚のデメリット

 このように一見、魅力的に見える熟年離婚のメリットだが、当然、落とし穴もある。たとえば、「心の安定」は大きな課題になることが多い。熟年離婚をした後、加齢と共にやってくる健康面での不安は、夫婦が支え合って乗り越えていかれることも少なくない。経済面での不安も、仮に熟年離婚で夫との財産分割に成功したとしても、その後の長い老後を考えると安心できないケースが多い。

 だとすれば、熟年離婚に踏み切る前に、お互いが努力をして夫婦関係を修復し、生涯のパートナーとして新たなスタートをきったほうがいい場合もある。いずれにしても、熟年離婚の危機を乗り越えようと夫婦が本音で向き合うことは、不安のない穏やかな気持ちでこれから続く人生を共に歩んでいく覚悟を決めるためにも、必要だといえそうだ。
(文=岡野あつこ/夫婦問題研究家、NPO日本家族問題相談連盟理事長)

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