NEW

米国、北朝鮮・金正恩をサリンガスで殺害計画か…来年の平昌五輪後が濃厚

文=深笛義也/ライター
【この記事のキーワード】, , , , ,

「それが一番難しいでしょう。偵察衛星は地球上をぐるぐる回っているので、1990年代頃は、同じ地点を撮影するのは3~5日に1回くらいしかできませんでした。しかし、今は偵察衛星も多く飛んでいるので、少なくとも1日に1回はパチッと撮ることができるでしょう。

『静止衛星があるじゃないか』と言われるかもしれませんが、静止衛星は3万6000kmくらい離れているため、地上の細かい部分までは見えません。一方、偵察衛星は400kmくらいの距離を飛んでいます。

 次の手段は電波情報です。北朝鮮側の通信を傍受して金正恩の居場所を探る。しかし、暗号化されているだろうし、位置を特定するのは難しいと思います。無人偵察機を飛ばす手もありますが、バレるリスクも高い。あとは、内通者からの情報に頼るという方法もあります。

 自衛隊の高級幹部出身者に聞くと、『アメリカは戦闘ロボットの利用を考えているみたいですよ』と言っています。昆虫型や動物型のロボットを壁や天井に貼り付けて、そこからサリンガスを噴霧して殺す。そういう方法も選択肢のひとつとしているようです」(同)

 斬首作戦が実行されるとしたら、時期はいつ頃なのだろうか。北朝鮮がアメリカ本土に到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成させるのは2018年とみられている。また、18年11月にはアメリカで中間選挙が行われる。低支持率が続くトランプ大統領としては、それまでに支持率を回復させたいところだ。

「動きがあるとすれば、18年2月に韓国で行われる平昌オリンピックが終わってからでしょう。春から夏にかけて、その可能性が高いと思います。また、軍事攻撃の準備が整った段階で、中国が金正恩を説得する可能性もあります。『このままでは殺されるから、中国に亡命しろ』というわけです」(同)

 次回は、約10万人いるとされる北朝鮮の特殊部隊の脅威や日本の防衛体制について、引き続き西村氏の話をお伝えする。
(文=深笛義也/ライター)

情報提供はこちら

RANKING

11:30更新
  • ジャーナリズム
  • ビジネス
  • 総合