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高橋暁子「ITなんかに負けない」

今の若者は、こうやって「SNS疲れ」を回避していた

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 たとえば英王立公衆衛生協会(RSPH)が17年5月に発表した報告書によると、Instagramは若者の心に与える不安感や孤独感、いじめ、外見的な劣等感などへの否定的な影響が他のSNSより強かったといいます。

 またFacebookも、知人の経済的・社会的な成功や幸せそうな恋愛・家庭生活といったものがユーザーの嫉妬心につながり、うつ状態になるきっかけとなるといいます。認知科学者のCharlotte Blease氏は、オンライン上の友だちが多く、友だちの投稿を読むのに長時間を費やし、頻繁に読み、自慢そうな投稿が多い場合はうつ状態につながりやすいと言っています。

 SNSは使わなければいけないものではありません。あくまでリアルの人間関係の補助的ツールなので、精神的負担になるようであれば使用をやめたり、利用時間を決めて使うなど、利用を控えるのがおすすめです。

 また、SNSはハレとケのうち、ハレのことを投稿する場ということは知っておくべきでしょう。SNSのみでコミュニケーションするのではなく、対面で話して気持ちや自分の状況を伝えたりすることで、SNS疲れはかなり防げるはずです。

 SNSの適切な利用の仕方はまだ確立していず、過渡期に当たります。今後も次々に新しいサービスが誕生し、利用することもあるでしょう。しかし何を利用する場合でも、ベースには人間関係があり、自分がどのように使いたいかという軸があります。自らを保って適切に利用できるようにしていくことが今の時代には求められているのです。
(文=高橋暁子/ITジャーナリスト)

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