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「新・夢の国」ラウンドワン、充実の設備が際限なき進化で若者殺到&利益爆増

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若者層の取得増加


 その要因はいくつか考えられるが、ひとつには主要ターゲット層である若者の所得が大きく伸びていることが影響していると考えられる。というのも、若者の所得の源泉のひとつであるアルバイト・パートの時給が大きく上昇しているからだ。

 求人情報大手のリクルートジョブズは三大都市圏(首都圏・東海・関西)のアルバイト・パートの募集時平均時給を調査し、その結果を毎月公表している。それによると、ここ数年の時給が上昇しているのが確認できるのだが、特に16年に入ってからの上昇が著しいことがわかる。たとえば、15年11月の時給は981円だったが、17年11月には1024円にまで急騰している。昨今広く喧伝されている「人手不足の問題」が背景にあるようだ。

 また、時給の伸び率が上昇していることも追い風となっている。15年の各月の伸び率は前年同月比で概ね1%台を示していたが、16年の各月は2%前後にまで上昇し、17年の各月は2%半ばへとさらに上昇した。徐々にではなく、急激に伸びていることがわかる。今後もさらなる伸びが期待できそうな上昇の仕方といえるだろう。

 時給の上昇により所得が増え、時給の伸び率が高まっていることから今後の所得の増加も期待できるため、若者が消費を増やすようになっていったと考えられる。

コト消費への需要増加も追い風


 また、昨今は体験型の「コト消費」の需要が旺盛で、テーマパークや映画なども業績が上向いている。東京ディズニーリゾート(TDR)やユニバーサル・スタジオ・ジャパンの来園者数は増加傾向にある。イオンモールは、展開する商業施設内の映画館が好評を博し、集客につながっている。日本映画製作者連盟が発表している「日本映画産業統計」によると、映画館の入場者数は近年増加傾向にある。16年の入場者数は前年比8.1%増の約1億8000万人にも上る。コト消費の需要が旺盛であることがわかるだろう。

 ラウンドワンも、TDRなどと同様にコト消費の需要に対応したサービスを提供していて、その需要を取り込むことに成功し、業績の回復につながっていると考えられる。

 ラウンドワンが提供するサービスは、「ボウリング」「ゲームセンター」「カラオケ」「スポッチャ」の4つが柱だ。ボウリングでは、一般的なボウリングレーンのほか、映画館のような映像と音楽が楽しめる「スクリーンレーン」やガターにならない「バンパーレーン」など、多様なレーンを用意し趣向を凝らしている。また、ボウリング大会やボウリング教室を積極的に開催し、ファンの獲得に努めている。

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