NEW

北野武、無名俳優を『アウトレイジ 最終章』に抜擢

【この記事のキーワード】

, , ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ヒロホンダ
 俳優・ヒロホンダ(32)をご存じだろうか。まだ無名ながら、北野武監督の『アウトレイジ 最終章』(ワーナー・ブラザース映画)で待望の映画出演を果たした。


 裏社会に生きる男たちの抗争を描いた『アウトレイジ』シリーズの第3弾。前作『アウトレイジ ビヨンド』(同)で日本最大の暴力団となった関西の花菱会が、本作では日本の政財界をも牛耳る世界的フィクサー・張グループと全面戦争を繰り広げる。

 ヒロホンダは、その張グループのドン・張会長の通訳兼部下。役名こそないが、全編で唯一英語のセリフを話す役柄である。本作では、前作『アウトレイジ ビヨンド』で花菱会の城を演じた高橋克典が、まったくセリフのないクールなヒットマン役を気持ちよさそうに演じて話題を呼んだ。高橋ほどの俳優をして「セリフなしでも出たい!」と言わしめるのが北野ワールドの魅力。派手なアクションこそなかったが、ヒロホンダは重要なシーンを落ち着いて演じきった。

「撮影のときは助監督さんがいて、北野監督はあまり顔を出しませんでした。花菱会幹部役の西田敏行さんとピエール瀧さんが張会長に無視されて大声を上げるなか、僕は張会長に事業の説明を淡々と続ける役でした。そのときはただうれしくて、与えられた役をやるのに必死でした。アフレコで声を入れたんですが、けっこう自分が映っていたのでびっくりしました」(ヒロホンダ)

 ヒロホンダ。小学生の頃に観た『ホーム・アローン』(20世紀フォックス)と『ビバリーヒルズ・コップ』(パラマウント=CIC)で映画に興味を持ち、大学生になって本格的にアメリカで演劇を学びたいと思うようになった。

「渡米したのは2011年ですが、それまで日本で英語を勉強して、渡米費用をためるために契約社員として働きました。でも、足りなくて親から借金しましたけどね。反対はなかったです。父は『自分も好きなことをやってきたので』と言ってくれました。でも、ロスに行って1年半くらいたった頃、急に両親がやって来たんです。実は、僕を連れ戻すつもりで来たみたいですが、普通にやっているのを見て何も言わずに帰国しました」(同)

北野武監督と初対面


 ロサンゼルスでは大学に通う傍ら、演劇学校で「マイズナーテクニック」というハリウッドでも主流の演技手法を学んだ。ロサンゼルスには、2年半いた。その後、1年半の就労ビザを取得してニューヨークに渡り、そこで俳優としてのキャリアをスタート。当初はフリーながら、さまざまなインディー映画やケーブルテレビ、舞台に出演。脇役から主役、エキストラまで、なんでも挑戦した。

「ハリウッドは思ったより小さな街でしたが、ニューヨークは大きくてきらびやかな街でした。エキストラの仕事をけっこうやりましたね。長い撮影だと、1日3食全部出るからです。あまりお金を使えなかったので、それでかなり食いつなぎました。エキストラでも、映画俳優組合(Screen Actors Guild)に入っている人は給料が少し高かったですね。自分はNon-Union(映画俳優組合に未加入)でしたが、現在は条件を満たしたので、戻った際には入ろうと思っています」(同)

北野武、無名俳優を『アウトレイジ 最終章』に抜擢のページです。ビジネスジャーナルは、エンタメ、アウトレイジヒロホンダ北野武映画の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

BJ おすすめ記事