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北野武、無名俳優を『アウトレイジ 最終章』に抜擢

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 日々の食費までも切り詰め、舞台観劇に足を運び演技を学ぶ。そのような日々を過ごしていたヒロホンダに転機が訪れたのは、就労ビザが切れた2015年。北野監督から映画出演の声がかかったのを機に、日本へ帰国。そのときは、まだどの作品に出演するのかも知らなかった。

「両親が武さんを知っていたので、『うちの息子がこういうことをやっていまして』と話していてくれたらしいです。一度、2013年に帰国したとき、僕と両親と武さんと知人の方2人の6人で食事会をしたのですが、そのとき初めてお会いしました。その後、父と会うたびに『兄ちゃん、どうしてる』と気にかけてくださったみたいで、僕が留学して英語が話せるのも知っていて、『ちょうどいい役があるよ』と言っていただいたんです。どんな作品になるのかもわかりませんでしたが、“北野武監督作品”は是が非でも出演したかったので、断る理由は見当たりませんでした。

 食事会で父がトイレに立ったときに、武さんが『兄ちゃんよ、芸は10年、20年かかるからよ』って話しかけてくれました。でも『偉そうに言ってごめんね』ってすごく謙虚に言ってくださって。その後も楽屋に遊びに行ったりしたんですが、そのときも優しく迎えてくれました。武さんは『タップダンスをやっておくといいよ』と言ってくださり、その場でタップも踏んでくださいました」(同)

とにかく撮影が早かった、北野武監督

 俳優なら誰もが憧れる“北野組”の現場。その雰囲気は、どんなものだったのか。その現場で、ヒロホンダは何を学んだのだろうか。

「北野監督の現場は、とにかく撮影が早かった。みんな集中して、すごく楽しんでやっているんです。役者さんもミスしないし、1回テストをやったら本番一発OKという感じでした。西田敏行さんも、セリフを覚えるだけじゃなくて状況を把握して役の世界にちゃんと入っていらした。自分のセリフだけを気にしていたら、その場でアドリブなんて出てきませんからね。北野監督は、サバサバした感じでした。だから、撮影が早いのかもしれません。

 しかも、撮影現場にはあまり入ってこなくて、監督は別室で見ていて、『OK出ました』という感じなんです。演劇学校では2人一組で舞台に出てアドリブをやらされたので、それも役に立ったかもしれませんね。僕の役も、もちろん台本に書かれたセリフもありましたが、アドリブは多かったです。

 映画が完成して、試写会も含めて3回観ました。父は初めて僕の演技を見て『ブラボー』と言ってくれて、すごく喜んでくれたみたいです。人づてに聞いたのですが、西田敏行さんが撮影終了後に僕のことを北野監督に言ってくれたみたいで、監督が『面倒見るよ』という話になり、それでオフィス北野に預かりでお世話になることになったのです」(同)

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