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『アンナチュラル』が死ぬほど面白い…近年のドラマでNo.1、「見ないと絶対に損」断言

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 さらにそれでは終わらず、実は男性は検診に行った大学病院でウイルスに感染した“被害者”であり、大学病院による“院内感染隠蔽”という問題に発展し、男性と遺族の名誉が回復されるというストーリーによって、視聴者は2度目の驚きを味わう。いい意味での裏切りが満載で、無駄なシーンも皆無、かなり完成度の高いドラマだ。

 こうした縦軸の物語に加え、三澄や久部をはじめとする、さまざまな過去や事情を抱える登場人物たちの人間模様が織り交ぜられている点も、ドラマをいっそう重層的に仕上げる要因となっている。

 たとえば三澄は、冒頭で交際相手から結婚のプロポーズをされるのだが、嬉しい半面で本当にその相手と結婚してよいのか、心の片隅で迷いがある。そして終盤では急な解剖の仕事が入り、交際相手の両親との顔合わせに遅刻したことで、交際相手から結婚に難色を示されるのだが、三澄が調査していたMERSで亡くなった男性とその交際相手・馬場の物語とうまく共鳴しており、三澄の葛藤がより深く描かれる結果となっている。

 そんな三澄、そして久部には他人には言えない過去があることが第1話では匂わされており、今後、2人を含む登場人物たちの人間ドラマにも期待が高まる。

 このほかにも、特に石原さとみ、市川実日子の掛け合いも見所で、なにより2人の“絵的”な美しさはいうまでもない。女性の私でもずっと見ていたい気になってしまうのだから、多くの男性視聴者は釘付けになっているに違いない。

 脚本は一昨年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(同)の野木亜紀子氏、プロデューサーは『リバース』『夜行観覧車』などの話題作を手掛けてきた新井順子氏。これで面白くないはずはない。『アンナチュラル』、“見ないと損をするドラマ”だと断言したい。
(文=米倉奈津子/ライター)

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