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コメダ、驚異的高収益の秘密はパンのメニュー大量投入?凋落のスタバと真逆戦略で無敵

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驚異的な高利益率

 こうした出店戦略がうまくいっているためコメダ珈琲店は大きく成長できているのだが、もうひとつの成長の原動力として、「メニュー」を挙げることができる。巷間でよくいわれているのが、「シロノワール」や「モーニング」だ。

 シロノワールは温かいデニッシュパンの上にソフトクリームが載っているスイーツで、「コメダといえばシロノワール」と言われるぐらいの知名度と人気を誇る。パンの温度でアイスクリームが溶けるようになっていて、パンと溶けかけたアイスを一緒に食べると絶品だ。

 モーニングも人気がある。午前11時までであれば、ドリンクメニューに無料でトーストと料理1品(ゆで玉子など)を付けることができるサービスとなっている。手軽に朝食をとることができるとあって人気を博している。

 このシロノワールとモーニングがコメダ珈琲店では有名だが、それ以外の食事メニューも充実し人気を博している。例えば、サンドイッチは種類が豊富で人気がある。「ハムサンド」「エッグサンド」「カツサンド」といった定番のサンドイッチを取り揃えている。さらにハンバーガーなども充実している。「ドミグラスバーガー」や「フィッシュフライバーガー」といった数種類のハンバーガーがあり、ピザやホットドッグもある。

 こうしてみると、コメダ珈琲店では「パン」を使ったメニューが多いことに気づく。コメダHDは利益率が高いことで有名だが、その理由のひとつがパンを使ったメニューの多さにある。パンは愛知県などにある自社工場で製造して店舗に直接供給しているので、流通コストや中間マージンを抑えることができるのだ。そのため、17年2月期の売上高営業利益率は28.6%にもなる。

 コメダ珈琲店の快進撃は当面続きそうだ。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)

●佐藤昌司 店舗経営コンサルタント。立教大学社会学部卒。12年間大手アパレル会社に従事。現在は株式会社クリエイションコンサルティング代表取締役社長。企業研修講師。セミナー講師。店舗型ビジネスの専門家。集客・売上拡大・人材育成のコンサルティング業務を提供。

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