NEW

リンガーハット、大量閉店から顧客満足度1位&7期連続増収へ…真逆の幸楽苑は停滞

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

リンガーハットの歴史

 ここで、リンガーハットとはどのような企業なのかみてみよう。

 リンガーハットの歴史は1962年7月にまで遡る。長崎市に「とんかつ浜勝」(「とんかつ濱かつ」の前身)を創業したのが始まりだ。74年8月に現在のリンガーハットの原型となる「長崎ちゃんめん」を長崎市にオープンし、九州地方で出店を重ねていった。77年にリンガーハットに名前を改めた1号店を福岡県にオープンし、2年後の79年には埼玉県に首都圏初となる店をオープンした。

 リンガーハットよりもとんかつ濱かつのほうが歴史が古い。だが、成長はリンガーハットのほうが早く、85年6月に100号店、05年3月に500号店を出店している。一方、とんかつ濱かつは06年2月にようやく100号店を出店した。17年11月末時点の国内店舗数はリンガーハットが640店なのに対し、とんかつ濱かつは約110店と5倍以上の開きがある。

 成長著しいリンガーハットだが、少し前までの業績は必ずしも順調とはいえなかった。08年9月に米大手投資銀行グループのリーマン・ブラザーズが経営破綻した余波、いわゆるリーマンショックの影響で日本の個人消費支出が急減速し、リンガーハットも直撃した。それまで好調だった売上高は、09年2月期に前年比で3.3%減少した。10年2月期はさらに落ち込み、前年比で8.5%も減っている。

 そうしたなか、リンガーハットは思い切った収益構造改革を断行した。主に郊外型立地において不採算店50店を閉店し、成長が見込める大型ショッピングセンター(SC)のフードコート内を中心に39店を新規出店したのだ。大量閉店に伴い減損損失など大幅な特別損失を計上し、純利益が24億円の赤字に陥るも、この思い切った改革がのちの好業績につながっていった。

リンガーハット、大量閉店から顧客満足度1位&7期連続増収へ…真逆の幸楽苑は停滞のページです。ビジネスジャーナルは、企業・業界、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
  • 企業・業界
  • ビジネス
  • 総合

関連記事

BJ おすすめ記事