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『BG』視聴率急落…木村拓哉「引き立て」るため他の人物が嫌なヤツだらけで興ざめ

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『BG~身辺警護人~』公式サイトより

 2月1日放送の連続テレビドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)第3話の平均視聴率が、13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。元SMAP・木村拓哉の主演と豪華なキャストで注目され、第1話は15.7%で好スタート。第2話は15.1%で踏ん張っていたが、ここに来て1.7ポイント落としてしまった。

 主人公・島崎章(木村)が民間警備会社・身辺警護課の仲間たちと、さまざまな任務を遂行していく同ドラマ。第3話では、芸能事務所社長・坂東光英(西村まさ彦)の依頼で、人気タレント・かのん(三吉彩花)に支払う1億円を運ぶことになった。島崎と衝突して身辺警護課を離脱していた高梨雅也(斎藤工)も復帰し2人で任務に挑むが、坂東は途中でかのんが誘拐されていることを明かす。しかし、犯人やかのんと通話した島崎は違和感を覚え、“偽装誘拐”の可能性に気づく……という内容だった。

 今回は、島崎が高所の橋にぶら下がるといった圧巻のアクションシーンが目を引き、さらに高梨との凸凹コンビも復活して、木村・斎藤のファンには嬉しい展開だったのではないだろうか。それにもかかわらず視聴率がダウンしてしまったのは、「関東地区に雪が降った影響で、放送時間に自宅に帰りつけなかった人が多いのではないか」との見方がある。確かに、同日の関西での平均視聴率は20.2%と好調だったことから、その見解には一理ある。

 しかし、たとえ雪が降らなくても、雲行きはあやしかった。というのも、これまでの警護対象者がすべて“嫌なヤツ”で、見ていて不快になってしまう話が続いているからだ。

 初回は政治家・立原愛子(石田ゆり子)が、自分の信頼回復のために脅迫事件を偽装していた。立原はレギュラーキャラクターとしてその後もたびたび登場しているが、妙に島崎を気に入っているため、警視庁のセキュリティポリス(SP)・落合義明(江口洋介)の神経を逆なでするなど厄介なキャラなのだ。

 第2話で護衛した行永亜佐美(大塚寧々)も、島崎や菅沼まゆ(菜々緒)をこき使う嫌な女だった。そして第3話は、かのんが犯人とグルだっただけでなく、そうと知った坂東も島崎らに無理難題を押し付け、「ボディガードでしょ? クライアントの指示に従うんじゃないんですか?」と、上から目線で命令。視聴者としては、毎回「なんでこんなヤツの言うことを聞かないといけないんだ」と、腹が立って仕方がない。

 ここで思い出されるのは、昨年10月期に同じ木曜夜に放送されていた連ドラ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)だ。同ドラマは弓神適当(浅野忠信)と羽生虎夫(神木隆之介)の“バディもの”で、『BG』の島崎&高梨と同じように凸凹コンビだった。

『BG』でいうところの依頼人や警護対象者のポジションが、『刑事ゆがみ』の犯人や容疑者、また被害者だったとして比較すると、後者はその心情がとても丁寧に描かれていたため、視聴者は弓神らを応援しつつ、事件の関係者にも感情移入することができた。そのため、視聴率は高くなかったものの、インターネット上では高評価を得ていた。だが、『BG』はそのあたりが弱い。島崎、さらにいえば木村を目立たせるために、あえて周囲を嫌なキャラにしているのかもしれないが、それだけでは視聴者を魅了できないのだ。

 今回の視聴率低下が単に雪の影響だけであれば、次回は回復するはずだ。果たしてどうなるか、注目したい。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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