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コインチェック、「お答えできない」のオンパレード…超高学歴集団の実像

文=編集部
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地上波での仮想通貨CMの第1号はビットフライヤー

 17年4月に仮想通貨取引所の登録制が導入され、テレビCMが解禁となった。仮想通貨のテレビCM第1号は、国内初のビットコイン取引所として知られるビットフライヤー。17年5月15日、関東地方限定でCMの放送を開始した。これが地上波でのビットコイン関連CMの先駆けとなった。

 同CMの出演者は成海璃子。成海は女優やファッションモデルとして活躍しており、さまざまなCMでイメージキャラクターを務めている。

 ビットフライヤーは14年1月に設立された仮想通貨取引所。加納裕三社長は、ビットコイン起業家の代表的人物だ。東京大学大学院工学系研究科を修了し、ゴールドマン・サックス証券でデリバティブ、転換社債のトレーダーとして活躍した。

 加納氏が立ち上げたビットフライヤーには、加納氏の手腕に期待して日本の名だたる大企業が出資した。三菱東京UFJキャピタル、三井住友海上キャピタル、リクルート、GMOなどである。資本金は41億238万円(資本準備金含む)。世界の仮想通貨取引所のなかで、資本金の規模で世界2位といわれている。仮想通貨の取扱銘柄は7種類。

Zaifよしもとに動画製作を依頼

 仮想通貨取引所「Zaif(ザイフ)」を運営するテックビューロは17年11月までに、仮想通貨技術を使った資金調達(ICO)で109億円を集めたと報じられた。日本企業のICOとしては最高額。ICOは企業が「トークン」と呼ばれる権利書を発行して資金を調達する手法。出資者はビットコインなどの仮想通貨で払い込み、トークンを得る。

 Zaifの仮想通貨の取扱銘柄は5種類で、10種のトークンを発行。仮想通貨取引所のなかで、ビットフライヤーに次いで存在感を高めていた。

 同社の朝山貴生社長は学生起業家で、関西学院大学商学部在学中に輸入玩具のインターネット通販会社を立ち上げた。1997年にシリコンバレーに渡米。クレジットカード決済やリッチメディア広告を手掛ける企業、オーバーテックを設立してCEO(最高経営責任者)に就いた。

BusinessJournal編集部

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