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老後、国民年金は月13万円…老後の収入を増やす方法、年金受給額4割増も

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(5)非課税の「NISA」や「つみたてNISA」

 何歳になっても加入することができるものに、非課税の「NISA」や「つみたてNISA」があります。このふたつは同年には併用できないので、いずれかしか選べません。運用益に対して税金がかからないので、5年後には利息全額が手に入ります。

(6)「トンチン年金保険」(「長生き年金」ともいう)

 長生きすればするほど年金がもらえるものに「トンチン年金保険」があります。これは生涯を保証する保険で、長生きするほど多額の年金を受け取れる仕組みになっているので、加入を検討する人が増えているそうです。損得を考えるのではなく、長生きのリスクを保障する保険なので、年金を受け取り始めてすぐ亡くなると7~8割の元本割れになる商品もありますが、生きている間は年金を受け取ることができるので、安心して長生きできます。つまり、早く亡くなった人に支払うはずの年金分を長生きした人に支払う仕組みといえます。この保険はイタリアの銀行家ロレンツォ・トンティ氏によって考えられたので、彼の名前がつけられました。日本生命の「グランエイジ」、第一生命の「ながいき物語」、太陽生命の「100歳時代年金」、かんぽ生命の「長寿のしあわせ」などがトンチン年金保険です。

(7)「リバースモーゲージ

 最後に、自宅を年金に変える方法として「リバースモーゲージ」があります。これは、通常の住宅ローン(フォワード・モーゲージ)の逆で、不動産(自宅)を所有している人がそれを担保にお金を借り、その資金で老後の生活を送り、死亡後に自宅を処分して借金を一括返済するもので「リバース(逆)・モーゲージ(担保)」と呼ばれています。自宅を引き継ぐ子供のいない夫婦にとっては、死亡後に自宅が空き家になってしまう心配もなく、自宅を最後まで有効活用できる方法として有益です。ただし、取扱機関によりリバースモーゲージの利用条件はかなり異なりますので、よく調べる必要があります。

 また、適用金利の上昇リスク、担保価値の下落リスク、長生きするリスクを十分考えて、融資限度額を設定しなければなりません。融資限度額を超えてしまうと、融資は打ち切られ全額を一括返済しなければならなくなる場合もあるからです。

 老後の生活費の心配ばかりしていないで、自分に合った「自分年金」をつくって、心豊かな老後を送りたいものです。
(文=藤村紀美子/ファイナンシャルプランナー・高齢期のお金を考える会)

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