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資産100億の大富豪が自分も周囲も幸せに導いた2大メソッド

新刊JP
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 「タマゴボーロ」や「麦ふぁ~」を口にしたことがある人は多いだろう。

 これらのお菓子で有名な竹田製菓(現・竹田本社)の会長であり、日本一の投資家として有名なのが竹田和平という人物である。

 彼は、自称「平成の花咲爺」。和平さんと関わった人たちは、人生に花が咲いているという。

 そんな一人であり、和平さんの一番弟子なのが『日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた魂に火をつける5つの物語』(光文社刊)の著者である山本時嗣氏だ。

 本書では、竹田製菓の会長にして「資産100億円の大富豪」「日本一の大投資家」の竹田和平さんから山本時嗣氏が教わった「人生に花を咲かせる奥義」を紹介している。

 人生に花を咲かせるには、どうすればいいのか。和平さんの奥義は「まごころで生きる」ことだ。

 そして、まごころで生きるためには、大切な二大メソッドがあるという。

 一つ目は、自分自身の魂に向き合い、問い、答えることでまごころに気づき人生の方向性を自分で見出す「貯徳問答」。

 二つ目は、「ありがとう」をたくさん言うことで自然にまごころをエネルギー源にして毎日を生きることができるようになる「ありがとう習慣」。

 和平さんはまごころを略して「まろ」と言い、心が満たされた状態になると、いいことが起こりだすという自分がレベルアップした状態を「まろアップ」と呼んでいた。

 著者の山本氏も和平さんと出会い、まろアップした一人。ただ、2016年7月21日に和平さんは亡くなってしまう。和平さんの遺志をつなぐために、実際にあったエピソードと共にまごころを正確に伝えたい、という想いから本書は執筆された。

「人生のどん底の人って、ありがとうが足りないんだがね。そういう人は、ありがとうを100万回言えば人生がよくなるんだがね」と山本氏は和平さんに言われたことがある。山本氏は、その日から「ありがとう」をいっぱい言うようにしたという。

 「ありがとう」は、元々「有り難し」=「有ることが難しい」ということ。貴重で特難いものを得ていることから、感謝の気持ちを表す言葉になった。

 そんな言葉をたくさん使うと、こころがあったかくなって幸せを感じて、運がよくなるのだ。それまでどんなに大変な人生だったとしても、「ありがとう」をたくさん言うことで、人生の花を咲かせることができる、ということを山本氏は和平さんから教わった。

 和平さんの生き方やお金に対する感覚、和平さんに影響を受けた人たちの物語から、学ぶことは多いはずだ。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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