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『BG』はどこまでリアル?主人公の設定、警護の流れ、「誤差なし」…

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 ドラマでは、VIPの警護には常に島崎ともう1人のボディーガードの2人以上がつき、オフィスでは2~3名がバックアップ業務を行っている。この部分は「比較的、忠実に描かれている」と小山内氏は言う。

 また、派手なアクションシーンがないところにも小山内氏の意見が反映されている。通常、こういったドラマではカーチェイスや爆破シーンが挿入されることが多いが、『BG』では島崎のアクションや銃撃シーンなどが多少出てくるものの、ド派手なシーンはほとんどない。

「私はストーリー部分には携わっていませんが、実際の身辺警護の仕事や訓練などについてお話しさせていただきました。そのため、今回のドラマでは派手なアクションが少なめで、私たちの仕事に近い印象はありますね」(同)

 しかし、やはり現実のボディーガードと少し違う部分もあるようだ。『BG』では、島崎ら民間のボディーガードを江口洋介が演じる警視庁警備部警護課のSP(セキュリティーポリス)が敵視し、両者の間に確執があるかのように描かれているのだが、ここは現実と大きく異なるという。

「実際には、我々と警察が合同で警護したり協力したりすることも多いのです。民間のボディーガードとSPの仲は、決して悪くありません」(同)

決めゼリフ「誤差なし」は実際にある?

 そもそも、『BG』はあくまでドラマであってドキュメンタリーではない。ドラマは脚色されるからこそドラマなのだ。『BG』では、リアリティを追求する一方で、あえてドラマらしい脚色が随所に施されているという。

 たとえば、主人公・島崎章の設定は、まさにドラマならではのものだ。

 島崎は、海外リーグに移籍する予定だった有名サッカー選手の警護を担当していた過去を持つ凄腕のボディーガード。しかし、空港内で事故が起きた際、依頼者ではなく近くにいた子どもを守ったことで、サッカー選手にとって命ともいえる足に大怪我を負わせる致命的なミスを犯してしまう。

 そのため、ボディーガードを辞めて「日ノ出警備保障」に入り、交通警備員として誘導灯を振る日々を送っていた。ところが、日ノ出警備保障に「身辺警護課」が新設されることになり、会社の要請でボディーガードに復帰する。

「これはドラマならではの脚色ですね。身辺警護の業界はとても狭く、一度でも大きなミスをすると、その噂が業界内はもちろんVIPにも伝わり、その後、この仕事ができなくなることが多いです。仮に復帰できるとしたら、個人的に雇われるケースのみ。島崎のように、一度大きなミスをしたボディーガードが警備会社に所属しVIPの警護を続けることは、あまりありません」(同)

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