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“卵子の老化キャンペーン”の火付け役となったNHK『クローズアップ現代+』の「産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~」(2012年2月14日)の放送から6年。今度は同番組が「男にもタイムリミットが!? ~精子“老化”の新事実~」(2018年2月6日放送)と題した番組を放送した。
「卵子老化の衝撃」では「衝撃」という言葉を使うなど、煽っている感が満載だったが――だからこそ「不妊は女性側だけの問題ではないのに」とか「女性にだけ出産のプレッシャーをかけるな」といった反感を買うことになったのだろう――今回もその点は変わらない。
サイドテロップは、「精子の危機! 数が減少 “老化”まで」「精子が急滅!? 男性に忍び寄る危機」「精子が“老化”する! 30代から要注意!?」「精子の危機! 数が減少“老化”まで」「精子の減少や“老化” 対策は?」「精子の危機! 夫婦でどう乗り越える?」など、週刊誌張りにセンセーショナルである。
それにしても「急滅」などという恐ろしい言葉があったとは。