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ハーバード大も注目する“新幹線劇場”を創り出したテッセイの「誇り」と「生きがい」を生む職場

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 単に掃除をするだけでなく、こういったプロとしての礼儀正しさを徹底する。こうすることで、自分たちの仕事は「旅の思い出づくり」なのだという考えが浸透していった。 かつては良くなかった現場の雰囲気もどんどん良くなり、掃除中のケガなどが減ったという効果も出ている。

 ちなみに、「新幹線劇場」と呼ばれるようになったのは、2013年の放映されたある番組のコーナーのこと。タレントの山口もえさんが新幹線清掃を体験したことがきっかけだった。

 このとき「大きな窓越しに外から見られているから、劇場みたい」という感想を述べたことがきっかけで、清掃スタッフが自分たちの仕事を「新幹線劇場」と呼ぶようになり、この言葉はテッセイの重要なキーワードになった。

 なんの違和感もなく、快適に新幹線での移動時間を過ごせるのも、新幹線清掃の仕事に誇りや生きがいを持っているスタッフたちのおかげだ。

 新幹線の清掃スタッフを見かけることはあっても、その仕事ぶりや所作まで気にかけたことはないかもしれない。新幹線に乗る際は、新幹線劇場に注目してみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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