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東京23区内の限界集落…豊洲、「高齢者ホットスポット」化で資産価値減少の懸念も?

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――30~40代のビジネスパーソンに向けて、何かアドバイスはありますか。

池田 家やマンションを購入するのは、30代前半~40代中盤の世代がもっとも多いです。なかには60代で購入するケースもありますが、これは「子どものため」という目的が多いでしょう。

 今、飛ぶ鳥を落とす勢いのある地区は、神奈川県川崎市の武蔵小杉と東京都江東区の豊洲でしょう。いずれも巨大なタワーマンションが建ち並び、賃貸ではなく分譲で“終の棲家”として購入する方が多いです。武蔵小杉は高齢者向けの施設やサービスはほとんどなく、子育て世代や若者向けの街です。しかし、定住が進むと居住者も老いていきます。そのため、武蔵小杉も豊洲も、あと40年くらいすれば高齢化していくでしょう。

 マンションの場合、建て替えには全世帯の3分の2の同意が必要ですが、これらのタワマンの住民が高齢化した場合、建て替えの同意が得られるかは大きな疑問です。しかし、建て替えられなければ資産価値は減る一方です。そうした街は、デベロッパーとしても新たな投資対象にはなりません。

 これはマスコミにも責任があるのですが、戸建てやマンションの購入に際して、もっとも多い情報は「子育てしやすいか」「通勤しやすいか」などです。しかし、人生が80年くらいだとすれば仕事も65歳ぐらいで終わる人が多いでしょう。子育ても10年もたてば終わります。その後の人生は長いのです。

 マスコミは、70歳や80歳の人向けにも「その家やマンションは快適か」「その地区は住みやすいか」などの情報提供をすべきです。そして、仕事や子育てが終わった後は、新たなライフスタイルに合わせた住宅や居住地域を選択すべきです。
(構成=長井雄一朗/ライター)

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