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JALを支える「2人の女性」

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「wikipedia」より

 日本航空(JAL)は4月1日、整備部門出身の赤坂祐二・新社長体制が発足した。植木義晴前社長は代表権のある会長に就いた。

 大川順子前専務は、6月開催の定時株主総会で取締役も外れ、同氏のために新設された副会長専任となる。総会後に津田塾大学学長特命補佐の八丁地園子氏が社外取締役に就任する。

“ガラスの天井”を突き破った輝かしいキャリアの2人がすれ違う格好となる。

男社会を突き破ってきた大川順子氏

 かつて、「東京オリンピックに外国人観光客を迎える航空会社の社長に、大川氏を起用するのではないか」との観測があった。女性社長が誕生すれば、日本は女性の主要なポストへの起用が少ないという海外の評価を払拭できる絶好のチャンスだった。女性社長の誕生は「女性が活躍する社会」の実現を訴える安倍晋三政権へのアピールにもなる。安倍首相とANAホールディングス(片野坂真哉社長)が“蜜月関係”にあることは有名だ。

 だが、パイロットだった植木氏とCA(客室乗務員)出身の大川氏は、いわば“身内”だ。そのため、大川氏の社長起用は見送られたといわれている。今後の大川氏の仕事は植木氏の補佐で、これまでのブランド担当の延長線上で「SDGs(サステイナブル・デベロップメント・ゴールズ=持続可能な開発目標)」を受け持つ。

 大川氏は華やかな存在だった。颯爽とした雰囲気そのままに、女性社員の先頭に立ってキャリアを切り拓いてきた。東京理科大学薬学部4年の時、JALが客室乗務員を500人採用するという募集広告を見て試しに受けてみたら、競争率20倍の超難関をくぐり抜けて合格した。

 1977年、東京理科大学を卒業しJALに入社。国際線のCAとしてキャリアをスタートさせた。十数年間はほとんど空の人で、この間に結婚、出産、離婚を経験した。

『PRESIDENT WOMAN(プレジデントウーマン)』(プレジデント社/2015年12月号)のインタビューで、こう語っている。

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