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孫正義氏の手法を徹底批判、auを創った男・千本氏、今度は電力業界に革命

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パソコン並みの機能を持ったスマートフォン(高機能携帯電話)が普及すると、「無線インターネット通信は高くて遅い。僕がやればもっと安く速くできる」とばかりに、2005年に携帯電話事業、イー・モバイル(11年にイー・アクセスと合併)を立ち上げた。データ通信サービスに続き、音声通話サービスも始めた。携帯電話事業への新規参入が、千本氏にとって大きな転機となった。

 基地局の整備には莫大な資金が必要になる。資金のスポンサーになったのがGSだ。GSから3600億円の資金を調達して基地局を整備していった。イー・モバイルの電波を中継する基地局の大きさは他社の10分の1で、建築費は10分の1以下。だが、性能は遜色がない。コストが安いため、創業からたった2年で全国の85%をカバーできた。

「安くて速い」が、千本氏が新しいビジネスに取り組む際のキーワードだ。「僕ならもっと速くできる」と言って12年3月、次世代高速携帯電話サービスLTEを始めた。LTEとは、携帯電話向けの新しい通信方式で、最大のウリは速さ。それまでの方式の数倍から10倍の速度で、処理できるデータ量も3倍程度になった。

 同年6月末にLTE向けに周波数700メガヘルツ帯の電波の割り当てを受けた。700メガヘルツ帯は室内や山間部でも電波が届きやすいとされ、プラチナバンドと呼ばれる。700メガヘルツ帯とLTEを組み合わせることで高速・大容量を可能にした。

 これでイー・アクセスを売却する条件が整った。携帯電話事業に参入した当初からスポンサーとなったGSのイグジット(投資資金の回収)は既定路線だった。

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