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ベビーフード、安全性が疑問視される加工デンプン使用が野放し…EUでは禁止の添加物も

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 窒素、二酸化炭素などのガスは既存添加物(旧天然添加物)ですが、亜酸化窒素は同じガスでも指定添加物(旧化学合成添加物)に分類されています。亜酸化窒素は無色無臭のガスで、医療分野では吸入麻酔薬として利用されています。食品にはホイップクリーム類のみに使用許可されている噴射剤ですから、粉ミルクには使えません。ホイップクリーム1缶(約198グラム)に8.5グラム程度の亜酸化窒素が充填されています。

 気になるのは亜酸化窒素の毒性です。食品安全委員会の報告書には、実際に人が摂取する亜酸化窒素を含有したホイップクリームを、ラットに与えて調べた結果が記載されています。それによると、ラットの口腔内へのクリーム逆流、腹部の膨張、胃・小腸内部に白色内容物が認められています。

 また、亜酸化窒素ガス曝露による毒性試験では、雄ラットで精子形成細胞の障害、精子数の減少が見られ、妊娠したラットでは胎児脂肪、胎児の内蔵・骨格異常が観察されています。窒素と亜酸化窒素では毒性が大きく異なるのです。間違って亜酸化窒素を粉ミルクに使っていることはないのか、赤ちゃんを持つ親ならとても心配になるはずです。

 この夏には、育児用液体ミルクの販売が日本でも解禁されます。育児用ミルク販売会社は、この亜酸化窒素が液体ミルクも含めて、すべての育児用ミルクに使われていないか、徹底的な検査をする必要があるでしょう。

低カロリーで種類も多いベビーフード

 また、育児用ミルクだけではなくベビーフードにも添加物の不安があります。

 日本のベビーフードの大半は、1961年に設立された日本ベビーフード協議会に加盟している企業が製造・販売しています。同協議会にはアサヒグループ食品、江崎グリコ、キューピー、ピジョン森永乳業、雪印ビーンスタークの6社が加盟しており、遺伝子組み換え食品、残留農薬、食品添加物などの自主規約を定め、乳児の健康と健全な発育に寄与することを目的としています。

 日本ベビーフード協議会では、ベビーフードとは「乳児および幼児の発育に伴い、栄養補給を行うとともに、順次一般食品に適応させることを目的として製造された食品」と定義しており、現在300種類以上の商品が販売されているといいます。

 ベビーフードといえば昨年、思わぬところで大フィーバーが起こりました。

 昨年1月15日に放送されたバラエティー番組『ピラミッド・ダービー』(TBS系)で「ベビーフードダイエット」が取り上げられたのをきっかけに、ベビーフードが品切れになるスーパーマーケットやコンビニエンスストアが続出したのです。

 番組では、タレントの春香クリスティーンが、1日の3回の食事のうち2食をベビーフードに替えて1週間続けた結果、もともと58.3キロあった体重が3.1キロ減って55.2キロになりました。スタジオ出演者からも「すごーい」「見た目も全然違うよ」などと大騒ぎでした。このベビーフードダイエットを考案した医者は、「ベビーフードは種類が多く、飽きずに続けられる。味付けもしっかりしていて、1箱食べても120キロカロリー程度」と説明していました。

「赤ちゃん本舗」などの量販店でもベビーフードが品薄状態になるほどの過熱ぶりでしたが、「赤ちゃんの食べ物を奪うな」と非難の声も噴出しました。今ではベビーフードダイエットはすっかり下火になり、ベビーフードはどこの店舗でも買い求められます。

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