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目の前にリアルなスライムやゾーマが!ドラクエVR、熱狂&大興奮でヤバすぎる!

文・取材=A4studio
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 筆者は戦士のため、先頭に立ちバシバシ斬りつけていく。意外と簡単だなと思ったのも束の間、後ろを振り返るとスライムが目の前に。慌てて斬りつけてまた振り向くとまた目の前にスライム。四方からの猛追にてんやわんやしながらもステージクリアし、転送魔法「ルーラ」で次のステージへ移動する。

 次ステージで、こちらもお馴染みモンスター「キメラ」が出てくるのだが、遠方から火の玉を吐いてくるため、戦士では太刀打ちができない。仲間のサポート役として盾で火の玉をガードしながらゲームを進めていくと、4メートルはあろう「ゴーレム」が登場。思い切り拳を振り下ろしてくるその様には、VRだとわかっていても腰がひけてしまう。僧侶の回復魔法「ホイミ」で回復しつつ必死に剣を振るい、無事にゴーレム討伐。残すはラスボス、大魔王ゾーマだけだ。

 実際に対峙するゾーマはゴーレムと同じくらいの大きさながら、その迫力は比にならない。「あまり近寄りたくないなぁ……」と怖気づきながらも、戦士として前へ出る。攻撃魔法「メラ」が飛び交うなか、「仲間がやられてしまいました」というアナウンスが聞こえ、後ろを振り向くと、なんと回復役の僧侶がやられているではないか。自身も瀕死の状態となり、もうダメかとも思ったが、ギリギリのところでゾーマを倒すことに成功。無事にドラクエ世界の平和を取り戻し、現実世界へと帰還することができた。

 最後に記念品のステッカーを手渡され、終了となる。

 実際のアトラクション体験時間は15分ほどだったのだが、没入感が高いため体感時間としてはそれ以上に感じられ、かなりの満足度であった。実際ゾーマが倒せずバッドエンドを迎えるパーティーも多いそうで、今回共に大魔王ゾーマを倒した仲間たちとは、赤の他人ながら目と目で会話できるくらいの友情が生まれていた。

 ちなみに筆者は車などの乗り物に酔いやすい体質のため、いわゆる「VR酔い」を懸念していたのだが、まったく酔うことなく存分に楽しむことができた。

 今回筆者は戦士として参戦したが、次は魔法使いや僧侶として「メラ」や「ホイミ」を連発してみたいという欲求が高まっている。要するに、それほど剣と魔法で戦う経験には筆舌に尽くしがたい楽しさがあり、計4000円を支払ってもまた体験してみたいと思わせるクオリティーであったのだ。

 ドラクエファンはもちろんだが、あまりドラクエを知らない人にも、ぜひとも体験してみていただきたい。
(文・取材=A4studio)

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