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au発表会のロボット、「殺戮専用ペッパーみたい」「不気味過ぎてマジ怖い」とネット騒然

文=編集部
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au発表会のロボット、「殺戮専用ペッパーみたい」「不気味過ぎてマジ怖い」とネット騒然の画像1「KDDIのHPより」

 5月29日に開催された「au発表会2018 Summer」で、遠隔操作ロボット「MODEL H」がお披露目された。最先端技術とモバイルネットワーク技術が組み合わさった「MODEL H」だが、インターネット上で「不気味過ぎてマジで怖い」「悪のペッパーじゃん」と話題になっている。

「MODEL H」は、KDDIが出資しているTelexistenceが開発した遠隔操作ロボットの量産型プロトタイプ。遠隔地に置かれたロボットをインターネット経由で操作することで、その場所にいるかのような気分が味わえる“現実世界のアバター(分身)”のような存在だ。

 最大の特徴はロボットにアクセスした際、視覚や聴覚以外に触覚も伝送する機器が内蔵されていること。ロボットと連動した手袋のようなものをつければ、操縦者は実際に触ったかのような触覚が体感できる。そのため、店舗に訪れなくても商品の質感が手に取るようにわかり、「MODEL H」を通して店員と話しながら品物を選ぶことも可能。観光地に置かれた「MODEL H」にアクセスすれば、世界中の名所をロボット越しで観光できるようになる。

 KDDIとTelexistenceは、2035年には約10兆円に達すると予想されている国内ロボットビジネス市場において、通信とロボティクスの融合によって生活の向上や各産業の高度化を主導するビジョンを共有。今年の夏には、小笠原諸島でロボット旅行体験「TELEXISTENCE TRAVEL」が実施される予定だ。

 そんな未来を感じさせる最新ロボットが登場したのだが、ネット上からは「人類と最終決戦をしそうな見た目してる」「殺戮専用ペッパーみたいなのが出てきた」「なぜ宇宙人みたいな顔つきにしたんだ…?」「ペッパーから優しさを全部取り除いたみたいなやつだな」「周りにペッパー引き連れて『人類は不要な生き物…』とか言い出しそう」「こりゃブラックペッパーだ」といった声が続出している。

 ソフトバンクロボティクスが展開する「Pepper(ペッパー)」は、「感情エンジン」と「クラウドAI」が搭載されている感情認識ヒューマノイドロボット。“自分で考えて動くロボット”の「Pepper」に対して、「MODEL H」はVRや通信の技術が盛り込まれた“人の指示に従うロボット”という違いがある。

 一部からは「怖すぎる」と話題になっている「MODEL H」だが、「パトレイバーの零式じゃん」「弐瓶勉の漫画で見たことあるやつ」「ドラゴンボール超のジレンのような見た目」「PLUTOのノース2号みたいに全身から武器を出して戦いそう」とアニメや漫画のキャラにたとえる声も。

 肝心の機能に関しては、「人手不足の業界で活用できそう」「このロボで出社したいなぁ」「触覚も伝わるって凄いな。月にこれ置いて月面探索したい」などの声が上がる一方で、「ちょっと恐ろしいな。遠隔で犯罪に悪用されたらどうするの?」「一般的に普及したら大打撃を受ける業界も出てきそう」といった不安の声も上がっている。

 現在はプロトタイプの「MODEL H」。今後、怖過ぎる見た目が変わる可能性はあるのだろうか。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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