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松崎のり子「誰が貯めに金は成る」

銀行のコンビニATMを「無料化」する簡単な方法…ネット専業はソニー銀行が最強?

文=松崎のり子/消費経済ジャーナリスト
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セブン銀行、イオン銀行の無料の条件は?

 次に、自前のATMをコンビニに持つ流通系の銀行を見てみよう。その代表がセブン銀行だ。2018年4月末時点のセブン-イレブンの国内店舗数は2万337店。ATM台数は5月末現在で2万4481台と、実に頼もしい存在である。セブン銀行のユーザーはさぞ心強いかと思ったら、意外なことに365日24時間無料で使えるわけではないらしい。土日・祝日含め7時から19時までは無料だが、それ以外は時間外手数料108円がかかる。ここは注意が必要だろう。

 次に、イオン銀行。まず、ここに口座を持つ利用者が自社ATMから引き出す際は、365日24時間手数料はかからない。ミニストップなどに設置されているATMは無料で使えるわけだ。他行ATMの場合、ゆうちょ銀ATMは無料、その他コンビニATMについては「イオン銀行Myステージ」のスコアによって無料回数が決まる。

 イオン銀行やネット専業銀行の場合、メガバンクや地銀のように給与振込口座に指定するというワザは使いにくい。イオン銀行は残高制は取らず、取引ごとのスコア(点数)の積み上げでステージが上がっていく。他行ATMから無料で引き出しできる回数が1回となる最低ステージの獲得には、20点が必要だという。これは、イオンカードセレクトあるいはデビットカードの契約(10点)と、イオンカード利用代金の引き落とし、あるいは電子マネー「WAON」の利用(どちらも10点~)で達成できる。

 イオンカードセレクトとは、クレジットカード一体型のキャッシュカードでWAON機能も搭載されているため、口座を開けばもれなくついてくるものだ。当然、カード決済および電子マネーの引き落とし口座も紐付いているので、20点は何もしなくてもクリアできることになる。加えて、インターネットバンキングの登録をすれば30点増えるので、さらにステージが上がり、無料引き出し回数は月2回に増える。

 イオン銀行のユーザーの多くは、近所にイオンの商業施設があり、そこでの買い物にはクレジットやWAONを利用する機会が多いはず。そのため、他行ATMから現金を引き出す機会が多いとは考えにくく、月2回もあれば十分かと思われる。ちなみに、セブン銀行ATMは利用できないので注意。

ソニー銀行はセブン・イオンATMなら無料に

 自前のATMを持たないネット専業銀行はどうだろう。じぶん銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行、楽天銀行で比較してみた。

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