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今井絵理子議員、RADWIMPSを軍歌と批判する声を批判…「受け手の個人的な解釈」

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RADWIMPS『カタルシスト』

 ロックバンド・RADWIMPSの新曲『HINOMARU』の歌詞が、「軍歌のようだ」と批判を集めた問題。作詞・作曲を担当したボーカルの野田洋次郎が謝罪したが、騒動は収まらず、かえって激化する様相を見せている。

 6月6日発売のシングル『カタルシスト』のカップリング曲として収録された『HINOMARU』の歌詞には、このような詩が散りばめられている。

「風にたなびくあの旗に 古(いにしえ)よりはためく旗に 意味もなく懐かしくなり こみ上げるこの気持ちはなに」
「気高きこの御国の御霊」
「さあいざゆかん 日出る国の 御名の下に」

 こういった言葉に対し、発表直後からインターネット上で「軍歌のようでちょっと気持ち悪い」「これはダメな気がする」といった疑問の声が上がり、大騒動へと発展した。これを受け、11日に野田は自身のツイッターでコメントを発表した。

「HINOMARUの歌詞に関して軍歌だという人がいました。そのような意図は書いていた時も書き終わった今も1ミリもありません」と弁明したうえで、「色んな人の意見を聞いていてなるほど、そういう風に戦時中のことと結びつけて考えられる可能性があるかと腑に落ちる部分もありました。傷ついた人達、すみませんでした」と謝罪している。

 一方で、ネット上では野田を擁護する声も多くなっており、「謝罪する必要なんて、まったくない」「国を大切に思う気持ちを表現して何が悪い」「他国を批判する歌ならよくないが、これは批判されるような歌ではない」といった意見が続出。

 元SPEEDのメンバーで現在は自民党の参議院議員を務める今井絵理子氏は、12日に自身のブログで「受け手の個人的な解釈の拡散により作家に釈明と謝罪までさせてしまう今の社会の風潮には賛成することができません」と綴って野田を擁護した。

 また、『残酷な天使のテーゼ』などを手がけた作詞家の及川眠子氏も15日に自身のツイッターで、「いい歌じゃん。これの何があかんの? この詞は『命』について歌ってると感じたけどなぁ。左とか右とか、そういう思想で簡単に縛ってバッシングする。アーティストから言葉を奪うな、と私は思う」と、批判的なコメントを発する人たちに苦言を呈するコメントを発表した。

 近現代史研究者の辻田真佐憲氏は、6月11日付「現代ビジネス」の記事内で『HINOMARU』を解析。「この歌はなにより明確に愛国歌(愛国ソング)である」と断言しながらも、“軍歌”だとは言い切らなかった。

『HINOMARU』の注目度は日を増すごとに上がっていき、「Amazon Music」では楽曲の「売れ筋ランキング」で1位を記録するまでになった。

 一方で、『HINOMARU』に抗議する団体は「廃盤と2度と歌わないことを求める」として、RADWIMPSのライブ会場前で集会を呼びかけるなど、動きが過熱している。

 果たしてこの騒動はどのように終着していくのだろうか。
(文=編集部)

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