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永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

安倍首相、大阪北部地震当日夜に高級料理店で会食…「地震を政局に利用」との声も

文=神澤志万/国会議員秘書
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 実際は、当初は現地の情報が正確に伝わっておらず、予想以上に広範囲の方々が不便を強いられていることを首相が知らなかった可能性もありますが、いずれにしても危機管理がなっていませんね。

 2016年の熊本地震の際には、現在の日本維新の会共同代表の片山虎之助参議院議員が「政局を変えるタイミングのいい地震」と発言して炎上しましたが、「安倍首相は、今回の地震を同じように思っているのではないか」という声も聞こえてきます。国会議員のみなさんには、自分自身のためではなく、国民のみなさまのために献身的にがんばってほしいものです。

LINEや大阪市が被災者支援を実施

 ネット上では、無料Wi-Fiの提供情報やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でのカウンセリングなど、緊急時のサービスの需要が高まっています。

 ちなみに、無料通信アプリ「LINE」の運営会社には、元衆議院議員の村井宗明氏が所属しています。村井氏は旧民主党で衆議院議員を3期務めた方です。議員時代はひとりで突っ走ってしまうことも多く、「付き合いにくい人」というイメージがあったのですが、今思えば、彼の能力を党が活用しきれなかったのでしょう。現在、村井氏は「LINE」を活用したいじめ相談事業や自殺相談事業を全国の自治体と協力して取り組んでいらっしゃいます。

 その「LINE」は「大阪北部地震 心のケア」公式アカウントを期間限定で開設しており、6月22日~7月1日の19~22時に無料カウンセリングを実施しています。地震で被災された方であれば、全国から相談可能だそうです【※1】。

 大阪府大阪市も「心のケア電話相談」を実施していますが、利用者の多い「LINE」との提携はしていないそうで、思わず「お役所仕事だなぁ」と思ってしまいました。これをカバーできるのは、民間の力とテクノロジーですね。大阪市の電話相談は大阪府内在住の人のみが対象で、平日の9時30分から17時までとなっています【※2】。

 また、今回は携帯電話会社の3大キャリア(NTT docomo、au、ソフトバンク)が災害対応でのWi-Fiスポットを開放したことが話題になりました。「新しい被災者支援だね。こういうときこそ、国がやらないとね」と秘書仲間たちの評価も高いです。

 ちなみに、総務省は2014年に約10億円の費用をかけて訪日外国人向けの無料Wi-Fi利用簡素化の実験を行っていますが、本来はそうしたインフラも有効活用すべきでしょう。

 余震が続いているようで、まだまだ安心できません。今後も永田町の動向をウォッチしていきますね。
(文=神澤志万/国会議員秘書)

【※1】
震災で負った心の傷をLINEで相談「大阪北部地震 心のケア」公式アカウントが期間限定で開設されました」(LINE公式ブログ)

【※2】
報道発表資料 大阪府北部を震源とする地震に関わるこころのケア電話相談について」(大阪市)

情報提供はこちら
『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。 amazon_associate_logo.jpg

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