ビジネスパーソン向け人気連載|ビジネスジャーナル/Business Journal
「ワイルドブルーヨコハマ」「富士ガリバー王国」「鎌倉シネマワールド」…スピード閉園した90年代のテーマパーク5選
第2位 アリスの森
■営業期間:約4年(1989年~1993年)
おそらく、これまで列記したテーマパークのなかで、もっとも一般的に知られていないのが、この茨城県緒川村(現常陸大宮市)にあった『アリスの森』でしょう。
ふれあい牧場、アスレチックなどを売りにしたテーマパークでしたが、わずか4年で閉園。園内施設のほとんどが撤去されているものの、撤去しきれなかった看板や廃ロッジなどが残っており、廃墟マニアにとってはフォトスポットとして人気を博しているようです。
第1位 鎌倉シネマワールド
■営業期間:約3年2カ月(1995年10月10日~1998年12月15日)
そして、栄えある第1位に輝いたのは、映画会社・松竹の肝いりでスタートしたものの、わずか3年余りで潰れた伝説の遊園地「鎌倉シネマワールド」。
筆者自身、同テーマパークに行ったことがあるのですが、それはもう、ひどい有り様でした。いくつかあるフロアはどこも閑散としており、アトラクションは軒並み低クオリティー。気分ダダ下がりの客たちをなんとか盛り上げようと、従業員のお姉さんたちが一生懸命ハイテンションで接してくれるのですが、それが余計、しらけたムードに拍車をかけていました。
結局、総工費150億円をかけたものの大幅な赤字を叩きだし、わずか3年2カ月で廃業。跡地は鎌倉女子大学大船キャンパスになっています。
この連載では、次回以降も皆さまの脳裏に「懐かしい」が蘇りそうな記事を提供して参ります。「こんな記事は?」「あのネタは?」なんてお声も、お待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。
(文・構成=ミドルエッジ)
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