NEW

コーヒー、米国で発がんリスク表示義務化、スタバらの反論却下…がん予防効果との研究も

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「結論から言うと、1日数杯飲むくらいの生活ならば、健康にいいと言えるでしょう。ただ、ポリフェノールの含有量は焙煎が深くなると減っていきます。浅煎りのコーヒーと比較すると、深煎りのコーヒーのクロロゲン酸量は3分の1くらいになるので、深煎りコーヒーにがん予防効果を期待するならば、1日に3杯は飲んだほうがいいでしょう。また、やはり妊婦さんや小さい子供にはカフェインはあまりよくないので注意が必要です。とはいえ、今はノンカフェインのコーヒーというものもあるので、そういったものも活用していけばあまり問題はありません。

 ただ、古くなったコーヒーはおすすめしません。なぜかといえば、古いコーヒーは酸化して身体に良くないからです。一般的にコーヒーが酸化を始めるのは焙煎した豆なら1カ月、粉にしたら1週間、抽出したら2時間などといわれています。焙煎して2、3カ月経ったくらいのものならそれほど問題はないですが、1年経ってしまっているようなコーヒーは体によくないでしょう」(同)

古くなって酸化したコーヒーや、砂糖の入れ過ぎには注意が必要

 コーヒーといっても砂糖や牛乳を入れるかどうかの違いもあれば、レギュラーコーヒーだけでなく缶コーヒーもあるため、選択肢は幅広い。我々が健康的なコーヒーライフを送るためには、どういったことに気をつけるべきなのだろうか。

「砂糖はあまり入れ過ぎないほうがいいですね。我々がよく使う目安としては、1ℓの水に5gの砂糖を入れて、かき混ぜたものと比較するんです。それより若干甘いくらいなら大丈夫ですが、それこそ砂糖水のように甘すぎるものは、やはりよくない。たとえばインドネシアの人は、コーヒーに何杯も砂糖を入れて飲む甘党が多いのですが、その影響もあってか糖尿病患者が非常に多い。一方、牛乳の量はそこまで気にする必要ありません。カフェラテやカフェオレといったメニューがあるように、苦みが強いときに入れればおいしく飲めますからね。また、缶コーヒーは長持ちさせるための成分が色々と配合されていますが、こちらも大量に飲むことがなければ過度に気にすることはないでしょう。

 そもそも今回の発端となったアクリルアミドは、野菜炒めにも含まれるような物質なのですが、含有量があまりに少ないため“1日に○○mg以上は摂取してはいけない”といった規制をしている国はどこにもありません。ですから、アクリルアミドが含有されているからという理由では、コーヒーの量を控える必要はまずないでしょう。ただ、古くなって酸化されたコーヒーはアクリルアミドとどう反応し身体に影響を及ぼすかは、今後の研究課題になると思います。

 結局のところ、常識外に大量に飲んでカフェインを摂りすぎたり、古くなって酸化したコーヒーを飲んだり、砂糖を大量に入れたりといった部分に少々配慮すれば、コーヒーを毎日飲む生活を送っても問題ないのです」(同)

 集中したいときや、反対にリラックスしたいときにも、コーヒーは欠かせない存在という人は多いだろう。節度を守った飲み方をすることで、健康的に、コーヒーと長く付き合っていきたいものである。
(文・取材=A4studio)

コーヒー、米国で発がんリスク表示義務化、スタバらの反論却下…がん予防効果との研究ものページです。ビジネスジャーナルは、ヘルス・ライフ、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
  • ヘルス・ライフ
  • ビジネス
  • 総合

関連記事

BJ おすすめ記事