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相原孝夫「仕事と会社の鉄則」

優秀な大学出身者は、なぜ会社で「うつ病」「子ども社員」になりやすいのか?

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理想と現実のギャップが埋まらないのは「当たり前」

 さて、どうすれば6月病を防げるのか。結局のところ、「食事」「運動」「睡眠」となる。グーグルが社員に求める3大必須スキルとして「Cook」「Move」「Sleep」を挙げているとおりである。特に、たんぱく質の摂取、ジョギングやウォーキングなどのリズミカルな運動、十分な睡眠時間の確保と朝日を浴びることがポイントである。それにより、神経伝達物質の「セロトニン」が分泌されれば、心身の安定や心の安らぎを得ることができ、パフォーマンスも発揮しやすいというわけだ。

 付け加えるなら、これらの生活習慣と共に、仕事へ向かう心持ちを少し変えるべきではないだろうか。代表的なストレスである「新たな環境へ適応できない」「人間関係が円滑に築けない」「思い描いていた理想と現実とのギャップ」などは、早期にできない、あるいはギャップが埋まらないことは、いわば当たり前であって、焦る必要はなく、じっくり時間をかけてやっていけばいいのである。

 自分のことをさほど優秀だとは思っておらず、几帳面ではなく、いい加減な人が適応障害になるケースは稀である。仕事はその上達の段階を考えるのならば、勉強よりもスポーツに近いといえる。勉強のようなイメージを持っている場合、学生時代に優秀だった人たちは、短期的に、しかも個人的な努力で上達すると思いがちだ。しかし、スポーツはどんな種目であっても、そうそうすぐにできるようにはならない。と共に、できる人に教えを請うのが上達の一番の早道である。

 また、勉強は試験で間違ってしまえばそれで終わりだが、スポーツも仕事もすぐにうまくできなくて当たり前、失敗したところから始まるのである。
(文=相原孝夫/HRアドバンテージ社長、人事・組織コンサルタント)

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