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なぜ『サバイバル・ウェディング』は30歳前後の女性視聴者から絶大な共感を得るのか?

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サバイバル・ウェディング|日本テレビ」より
 7月14日、女優の波瑠が主演を務める連続テレビドラマサバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)の初回が放送され、平均視聴率10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。“アラサー女子の婚活”を描いた同ドラマには賛否両論があるものの、明るくサッパリした雰囲気でテンポ良く進むストーリーは視聴者の心をつかんだようだ。


 同ドラマで波瑠が演じるのは、出版社・文燈社で男性週刊誌の編集部に勤務していた黒木さやか。30歳を目前に寿退社するも、その夜に婚約者の商社マン・石橋和也(風間俊介)の浮気が発覚。しかも、そのまま婚約破棄されてしまったさやかは、翌日、恥を忍んで元上司・原田行正(矢柴俊博)に復職を願い出る。すると原田は、さやかを人気女性誌「riz」の編集長・宇佐美博人(伊勢谷友介)に紹介してくれた。

 ところが、宇佐美から与えた仕事は“婚活の連載”で、「半年以内に結婚すること」を命じられたさやかは困惑し、辞退しようとする。しかし、復職するには従うしかなく、さやかは和也と復縁するため、宇佐美の指示通りに行動することに。この宇佐美による“戦略”が、同ドラマの見どころとなっていきそうだ。

 今回、はじめにさやかが実践した「和也からの連絡を2週間無視する」という行為は、相手の気を引く方法としてはありがちなものだが、いざ自分でやってみるとなると、好きな人を無視するのはなかなか勇気がいるもの。さやかも不安を感じていたし、インターネット上にも「わかってるけど難しいんだよな~」といった書き込みが散見された。

 また、2つ目の「和也との再会は30分で切り上げ、直後にほかの男と会っている現場を見せつける」という作戦も、さやかは「和也に嫌われるのではないか」とおびえ、ネットユーザーも「客観的に見たら和也はクソ男だけど、自分がさやかの立場だったらと思うと……」「離れたくない気持ち、わかりすぎる!」と、ザワザワ。それでも宇佐美の“戦略”は良い結果につながっており、その流れがスムーズであることに違和感を覚える隙もないので、主人公と同世代の女性視聴者は素直に「勉強になるわ!」「ドラマとしてもおもしろい!」と好意的に受け止めているようだ。

 ドラマの序盤で、さやかが「彼氏に相談せずに勝手に仕事を辞め、結婚に向かって猪突猛進していた」というキャラクターだとわかったときは、「共感を得られなさそうな主人公だなぁ」と心配したけれど、結果的にあまり批判はないようだ。それだけ、「話に集中できるドラマ」だったということなのだろう。さやかにも悪いところがあったとはいえ、浮気した和也のほうが明らかにクズなので、「結婚間近でこんな展開、あまりにも不憫」と視聴者を味方にすることができたのかもしれない。

 一部では、「アラサーの独身女をディスってるのか?」といった批判の声もあるが、それより、「ドラマとしてのおもしろさが上回った」と感じる視聴者が多い様子だ。同じ枠で前クールに放送されていた『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』は一度も平均視聴率2ケタ台に到達できなかっただけに、『サバイバル・ウェディング』は2ケタ台を記録し続けてほしいものだ。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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