アニメ映画では終盤に向かって目を逸らしたくなるようなシーンも出てくるが、日曜の夜9時台というファミリー層が多くみる時間帯に、どこまで原作に沿った展開が繰り広げられるのかにも注目が集まる。戦時中の話ながら、すずの日常が物語の中心であるため、過激なシーンよりも質素な暮らしや人間関係の模様が主だが、ドラマオリジナルの現代版を入れてきたのは、今後描かれるかもしれない衝撃的シーンを中和させる目的もあるのかもしれない。しかし、「現代人の榮倉奈々と古舘いらなくない? 戦争の話がメインなのに現代版いらないよ」「現代のシーンと榮倉奈々。どちらもいらなかった」という声も多数あがっているようだ。

 一方、私は「ジブリの世界を実写化したみたいだ」というのが正直な感想だったのだが、同じように「ジブリ感凄い」「なんだかジブリみたい」「この世界の片隅に見てた時に、音だけ聞いてたら一瞬ジブリかと思った」という声もネット上では散見される。そして、実はドラマ内の音楽を担当しているのがジブリ楽曲ではおなじみの久石譲氏なのだ。

 演技力高い豪華なキャスト陣に、音楽は久石氏。そして、原作はアニメ映画でも大ヒットしているという話題性に欠かないドラマなだけあって、次回からは視聴率が伸びてきそうな予感だ。
(文=絢友ヨシカ/ライター)

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