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永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

内閣府の防災担当、災害対策に関する国会答弁準備で「当省には関係ない」と対応拒否

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西日本豪雨の被災地を訪問する安倍晋三首相(写真:AFP/アフロ)
 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。


 毎日、暑いですね。西日本豪雨の被災地をはじめ、猛暑の影響が心配です。みなさま、どうかご安全にお過ごしくださいね。

 国会は会期末(7月22日)まであと2日となり、与野党の駆け引きが激しくなってきました。22日は日曜日なので、実質的には20日の金曜日が山場となりますが、20日中に閉会するのは難しいとみられています。つまり、午前様ですね。

「えーーーっ」

 ある会派の代議士会の場で、そうした一連の事情が伝えられた際、秘書席側から声が漏れ、笑いが起きたそうです。司会をしていた議員が思わず「そうですよね、秘書のみなさまも大変ですよね。ありがとうございます」とフォローし、その場はなごんだようですが、国会では急にスケジュールが変わることは珍しくありません。

 前夜のうちに翌日の会議開催を検討し、「衆議院に本会議が入れば参議院議員が仕切り、参議院に本会議が入れば衆議院議員が仕切りましょう」などと決められますが、翌朝あるいは会議の数時間前にガラリと状況が変わることもよくあります。

 また、会議そのものが中止になることもあります。ゲストを呼んでいる場合などは、せっかく時間を割いていただいていたのに迷惑をかけることになってしまい、「なんで(変更を)予測できなかったのか!」とお叱りを受けることも少なくありません。

 そのため、ゲストに参加を依頼する際は、文面に必ず「国会情勢により、やむを得ず予定を変更することがあります」と入れていますが、さすがに「ドタキャンも頻繁にあります」などとは書けません。

 これだけITや科学技術が発展しても、国会情勢を予測するのはまだまだ至難の業なのです。とはいえ、直前で予定が変われば参加予定者が不愉快になるのも当然です。いつまでたっても、国会の働き方改革は改善の見込みがないのが実情です。

内閣府防災、災害対策で驚愕の対応


「何が衆議院改革よ! 石破(茂)さんを排除している時点で、もう改革に逆行してるから」

 神澤の秘書仲間がプンプンしていました。被災地への義援金の差し押さえを禁止する法案が議員立法で緊急上程されましたが、各会派の党内手続きが遅くて対応に苦労していたようです。根回しのために各事務所を回ると、なかには「うちの選挙区は被災してないんだよね」といった視野の狭い声もあったといいます。

 最終的には、野党も「内閣不信任案の提出を検討している時期に与党主導の法案に賛成するのはどうも納得できないが、内容が内容だけに特別に賛同する」と言ってきたそうで、これにもがっかりしました。そんなにもったいぶる必要が、果たしてあるのでしょうか。

 義援金というのは、被災者が直接もらえる現金であり、災害で家屋が倒壊したり財産を失ったりした方々の命綱ともいえるものです。同法案は、それを金融機関が差し押さえることを禁止するもので、いわば(借金がある)被災者が義援金を受け取る権利を保護する目的です。これには、与党も野党も関係ありません。しかし、野党は非常時にもかかわらず与党に恩を売ろうとしたわけです。

『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』

あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。

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