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片田珠美「精神科女医のたわごと」

小室圭さんと眞子さま、恋愛感情の高まりで破談にならない可能性…「フィアンセ」削除騒動で

文=片田珠美/精神科医
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 周囲が猛反対する場合も、恋の炎は燃え上がる。周囲が反対すればするほど、本人たちは恋の成就に向かって突っ走る。知り合いの看護師は、美人で気立てが良く、仕事もできたが、「あいつだけはやめとけ」と周囲がみな忠告した男性と、猛反対を押し切って結婚した。「私がいないと、あの人はダメになる」「私だけがあの人の味方」というのがその理由だった。

 彼女の夫は、どんな仕事をしても長続きせず、さまざまな事業に手を出して失敗を繰り返した挙げ句、「家を建ててやる」と言いだした。実際に土地を購入して棟上げまでやったのだが、建築途中で若い女と蒸発した。そのため、残された看護師は莫大な借金と幼い子どもを抱えて、大変な苦労をしたという。

かあいそうだたほれたってことよ

 このように、周囲の反対という障害物が恋の炎をさらに燃え上がらせることはよくある。それに加えて、「Pity is akin to love.(憐れみは恋の始まり)」という心理が働くと、さらに恋心が募るようだ。この言葉は、夏目漱石の名訳「かあいそうだたほれたってことよ」(『三四郎』)で有名になったが、知り合いの看護師が周囲の反対を押し切って結婚したときも、この心理が働いた可能性が高い。

 眞子さまも、宮内庁が「まだフィアンセではない」と異例の指摘をしたと聞いて、自分たちの結婚への逆風をお感じになったのではないか。さらに、そういう指摘をされて困った立場に置かれるであろう小室さんを可哀想と思う気持ちが生まれることも十分考えられる。

 この可哀想という気持ちは、小室さんの父親の死(一部では自殺と報じられた)や400万円を超える母親の金銭トラブルによってもかき立てられたはずだ。それがさらに強くなり、恋心を一層募らせても不思議ではない。

 しかも、眞子さまは、成年皇族としての務めを果たさなければならず、公務の予定がいくつも入っているようで、自由に行動できるわけではない。そういう状況では、異性との出会いもないので、遠く離れた小室さんを理想化し、以前にもまして恋い焦がれるのではないか。

 そうなると、いくら周囲が「あの方との結婚は考え直したほうがいい」と忠告しても、眞子さまは耳を傾けられず、自然消滅とはならない可能性が高い。

 もちろん、お二人が無事にご結婚までたどり着かれるのはめでたいことである。しかし、宮内庁の本音はどうなのだろうと、今回の異例の指摘から考えずにはいられなかった。
(文=片田珠美/精神科医)

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